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2025.01.23

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小田凱人、世界3位を圧倒し連覇へあと1勝!昨年パリパラから20連勝[全豪オープン]

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小田凱人が全豪オープン3年連続決勝へ


現地1月23日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)車いすの部男子シングルス準決勝が行われ、第1シードの小田凱人(東海理化/世界ランク1位)が第3シードのマーティン・デラプエンテ(スペイン/同3位)を6-1,6-1で下し、同大会3年連続で決勝に進出。連覇へあと1勝とした。

【動画】小田凱人が全豪オープン連覇へ王手!勝利の瞬間

18歳の小田は、全豪オープンと全仏オープンでグランドスラムタイトルを獲得。パリパラリンピック金メダルや、上位8名までしか出場できないNEC車いすテニスマスターズも制して、世界1位でシーズンを終えた。

今季は、前哨戦であるメルボルン車いすオープンで優勝を飾っており、昨年のパリパラリンピックからの17連勝としていた。

今大会は、1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場のアンダーソン・パーカー(オーストラリア/同36位)を6-0,6-3で下すと、準々決勝で眞田卓(TOPPAN/同14位)を6-1,6-0と圧倒した。

この日もタイミングの速いリターンで積極的な姿勢を見せた小田は開始から4ゲームを連取。第5ゲームでこそブレークを許したものの、デラプエンテのサービスゲームをすべて破って6-1で先取する。第2セットでも迫力ある力強いフォアハンドを活かしてデラプエンテを圧倒。6-1で締めて連勝を20に伸ばし、大会連覇へあと1勝とした。

決勝の相手は、3年連続でアルフィー・ヒュウェット(イギリス/同2位)。直接対決では小田が10勝8敗で勝ち越しており、昨年4月のジャパンオープンから5連勝中である。小田の5度目のグランドスラム制覇となるだろうか。

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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma