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2025.03.04

選手情報

パリパラ金メダルの小田凱人、スポーツ界のアカデミー賞にノミネート。テニス界ではアルカラス、サバレンカも候補

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Photo by Getty Images

小田凱人らテニス界から3名がローレウス世界スポーツ賞にノミネート


世界40か国以上でスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいるローレウスが主催する「ローレウス世界スポーツ賞2025」のノミネートが3月3日に発表され、テニス界からは3名が選出。年間最優秀障害者選手賞には、パリ・パラリンピックで金メダルを獲得した車いすテニスの小田凱人(東海理化)がノミネートされた。

【画像】小田凱人がアルカラス、サバレンカとともにローレウス世界スポーツ賞にノミネート

ローレウスは、世界40カ国以上でスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいる団体。スポーツ界のアカデミー賞とも呼ばれるこの賞は、今年で25周年を迎えた。

1300人のスポーツジャーナリストによる投票で、年間最優秀障害者選手賞にノミネートされたのは18歳の小田。昨年のパリ・パラリンピック決勝では、当時世界ランク1位のアルフィー・ヒュウェット(イギリス)にマッチポイントを握られながらも、見事跳ねのけて金メダルを獲得している。

日本テニス界では、大坂なおみが2019年に年間最優秀成長選手賞、2021年に年間最優秀女子選手賞を受賞。車いすテニスの国枝慎吾や上地結衣(三井住友銀行)がノミネートされているものの残念ながら受賞とはならなかった。

また、年間最優秀男子選手賞に昨季グランドスラム2勝とパリ五輪銀メダルを獲得したカルロス・アルカラス(スペイン)が、年間最優秀女子選手賞にはグランドスラム2勝したアリーナ・サバレンカがノミネートされた。

2023年に年間最優秀成長選手賞を受賞しているアルカラスは、「2024年を振り返ると、脳裏によぎるのはウィンブルドンでこの賞を5度受賞しているノバク・ジョコビッチを相手にトロフィーを手にした信じられない瞬間。ローレウス賞はスポーツ界の最高峰を称える賞であり、ノミネートされることは信じられないほどの栄誉です」と述べている。

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