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2025.02.19

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ジョコビッチ、元世界6位ベレッティーニに敗れて2年10か月ぶりの初戦敗退「言い訳はない」。マレーとのタッグはクレーシーズンまで継続[カタール・オープン]

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ジョコビッチ、全豪オープンでの負傷後初の実戦


現地2月18日、「カタール・エクソンモービル・オープン」(カタール・ドーハ/ATP500)シングルス1回戦が行われ、第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク7位)は、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア/同35位)に、6-7(4)、2-6のストレートで敗戦。「思うような動きができていないかもしれないが言い訳はない」と語った。

【動画】ジョコビッチが怪我明け初戦で元世界6位ベレッティーニに敗れる マッチハイライト

ジョコビッチにとって、今大会は1月の全豪オープン準決勝をハムストリングスの負傷により途中棄権した時以来、約1ヵ月ぶりの実戦。

初戦の相手は、元世界6位のベレッティーニと、ウィンブルドン決勝など過去4度の対戦でいずれも勝利を挙げている相手との対戦となった。

第1セット、お互いに3度のブレークポイントを握りながらも活かせず。ジョコビッチは、そのままもつれたタイブレークを落とし、6-7(4)でセットを失ってしまう。

これで余裕が生まれたベレッティーニは、さらに攻撃を強めて第2セット第2ゲームでこの日最初のブレークに成功する。その後もジョコビッチは流れを引き寄せることができないまま、第8ゲームもブレークされて、2-6とストレートで敗れた。

ジョコビッチの初戦敗退は、第1シードで2回戦から登場した2022年4月のATPマスターズ1000モンテカルロ以来、2年10ヵ月ぶり。1回戦で姿を消したとなれば、2016年のリオデジャネイロ五輪以来、8年半ぶりである。

ATPの公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載され、「痛みや不快感は全くなかった」と怪我明けの感触を述べつつ、「今日はより良い選手に出し抜かれた。望んでいたレベルには達していなかったし、思うような動きができていないかもしれないが、痛みはなかったのでそれについて言い訳はない」とコメント。「彼(ベレッティーニ)が良い選手だった。戦術的に素晴らしい試合をして、サーブもとてもよかった。勝利に値するものだった」と称えた。

また、全豪オープンでコーチと務めていたアンディ・マレーとのタッグはクレーコート・シーズンまで継続することを明らかにしたジョコビッチ。

「他の選手と同様に自分のゲームを改善しようとしているんだ。でも、劇的に変わることはない。基本的には同じで、プレーするサーフェスに応じて調整する」と、あと1勝としているツアー通算100勝、そしてその後多くのトロフィーを獲得するために努力していくとした。


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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma

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