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2025.09.23

選手情報

島袋将 世界82位をストレートで撃破。2年ぶりのツアー本戦入りなるか[木下グループジャパンOP]

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島袋将 快勝で予選決勝に進出

9月22日、「木下グループジャパンオープン」(東京・有明コロシアム/ATP500)シングルス予選1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の島袋将(有沢製作所/世界ランク271位)は、マリアノ・ナボーネ(アルゼンチン/同82位)を6-2,6-3で下して予選決勝に進んだ。

【画像】「木下グループジャパンオープン」シングルス本戦組み合わせ

28歳の島袋は、今季序盤は苦しい戦いが続いていたが、8月に中国・張家港で開催されたツアー下部のチャレンジャー大会で優勝している。今大会は、2022年と2023年に本戦出場。2年ぶり3度目の本戦入りを狙う。

この日は、ランキングで格上のナボーネを相手に開始から広角に打ち分けて、ラリーの主導権を握る。チャンスを確実に活かして2度のブレークに成功。積極的にネットにも出て、4ゲームを連取してリードを広げると、第6ゲームでのピンチもしのぎ、6-2で第1セットを先取した。

第2セットも危なげなくサービスキープする島袋は、リターンゲームでプレッシャーをかけ続ける。なかなかリードを作れなかったが、第7ゲームでは鋭いリターンエースや浅いボールを見逃さずにコートの中でボールを叩いて、相手にミスをさせてブレークし均衡を破る。勢いに乗って第9ゲームもブレークして、6-3とストレート勝ちで予選決勝に進んだ。

約1年ぶりにトップ100を破った島袋は、3度目の本戦出場をかけて、予選決勝で予選第4シードのファン・マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン/同72位)と対戦する。

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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma