close

2025.10.01

選手情報

ジャパンOP制覇のアルカラス 10月1日開幕の上海マスターズを欠場「休養と回復を優先する」

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

世界1位アルカラス 「ロレックス上海マスターズ」を欠場

9月30日、世界ランク1位のカルロス・アルカラス(スペイン)は、10月1日に開幕する「ロレックス上海マスターズ」(中国・上海/ATPマスターズ1000)を欠場することを自身のSNSで発表。チームと話し合い、「休養と回復を優先するのが最善だと判断した」と綴った。

【動画】アルカラスが左足首を負傷した瞬間&「木下グループジャパンオープン」決勝ハイライト

22歳のアルカラスは、9月24日から30日まで開催された「木下グループジャパンオープン」(東京・有明コロシアム/ATP500)に初出場し、決勝でテイラー・フリッツ(アメリカ/同5位)を6-4,6-4で破って初優勝を果たした。

しかし、セバスチャン・バエズ(アルゼンチン)との1回戦では、ドロップショットを追った際に左足首を負傷。すぐさま立ち上がれないほどで、苦悶の表情を浮かべながらも、テーピングでしっかり固定して決勝までプレーを続けていた。

その影響だろう、東京で今季8度目のタイトルを獲得してから2時間後、自身のSNSでグランドスラムやATPファイナルズに次ぐグレードで、9大会あるATPマスターズ1000の1つ「ロレックス上海マスターズ」の欠場を発表した。

「今年のロレックス上海マスターズに出場できないことを発表するのは心苦しい。残念ながら、身体の問題に悩まされていて、チームと話し合った結果、休養と回復を優先するのが最善だと判断した。上海の素晴らしいファンの前で再びプレーするのを楽しみにしていた。早く復帰して、来年、中国のファンに会えることを願っている」

今季は、全仏オープンと全米オープンの2つのグランドスラムを含む8つのタイトルを獲得し、世界ランク1位にも返り咲いたアルカラス。シーズン終盤には、まだタイトルを獲得したことがないツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ)もある。今回の怪我が長引かないことを祈るばかりだ。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma