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2025.10.12

選手情報

岡村恭香が記念すべき第100回の全日本のタイトル奪取。男子は田口涼太郎と市川泰誠が決勝で対戦 [第100回 全日本テニス選手権]

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第100回大会「全日本テニス選手権」


「三菱ビルソリューションズ 全日本テニス選手権 100th Supported by 橋本総業ホールディングス」(東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園テニスコート)の女子シングルス決勝と男子シングルス、男女ダブルスの準決勝が10月11日に行われた。

【画像】「全日本テニス選手権」男女シングルス組み合わせ

今年で第100回を迎える「全日本テニス選手権」。大会7日目となった11日は、女子シングルス決勝のほか、男子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルスの準決勝が実施された。

女子シングルス決勝では、1回戦から4試合連続でフルセットの接戦を制して勝ち上がった第2シード岡村恭香(橋本総業ホールディングス)と、2018年大会チャンピオンの清水綾乃(Team LB)が対戦。

第1セットをタイブレークの末に奪った岡村だったが、第2セットは1ブレーク差を埋めることができずに3-6で奪い返される。しかし、ここまでしぶとく執念の戦いで勝利をもぎ取ってきた岡村。最終セットは清水をわずかに上回って6-4と、第100回「全日本テニス選手権」の記念すべきチャンピオンとなった。

男子シングルス準決勝は、2試合ともフルセットにもつれる接戦に。第1シードの磯村志(やすいそ庭球部)と第8シードの田口涼太郎(Team REC)の一戦、田口のパワフルなストロークを磯村が俊敏性を活かしたコートカバーリングでしつこく返球。拮抗した試合となったが、6-4,6-7(4),6-4で田口が制した。

また、もう一つの準決勝では、ノーシードの市川泰誠(ノア・インドアステージ)と予選から勝ち上がってきた山﨑純平(ONE DROP)が対戦。市川は、第1セットをリードしていたものの逆転で山﨑に奪われてしまう。しかし、第2セットをタイブレークの末に奪い返すと、最終セットは2度のブレークで逆転勝利。決勝進出を果たした。

大会8日目となる11日は、男子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルスの決勝が予定されている。

<男子シングルス準決勝>

16. 田口涼太郎(Team REC)[8] 6-4 6-7(4) 6-4 1. 磯村志(やすいそ庭球部)[1]

29. 市川泰誠(ノア・インドアステージ) 6-7(6) 7-6(1) 6-3 22. 山﨑純平(ONE DROP)[Q]

<女子シングルス決勝>

32. 岡村恭香(橋本総業ホールディングス)[2] 7-6(2) 3-6 6-4 8. 清水綾乃(Team LB)[5]

<男子ダブルス準決勝>

1. 中川舜祐(伊予銀行)/楠原悠介(伊予銀行)[1] 6-4 6-4 5. 末岡大和(エキスパートパワーシズオカ)/磯村志(やすいそ庭球部)[3]

12. 田口涼太郎(Team REC)/野口政勝(ONE DROP)[4] 6-0 3-6 [10-8] 13. 本田尚也(サトウGTC)/松岡隼(三菱電機エンジニアリング)[WC]

<女子ダブルス準決勝>

1. 小堀桃子(橋本総業ホールディングス)/山﨑郁美(島津製作所)[1] 4-6 6-2 [10-8] 7. 山口花音(関西大学)/田邑来未(早稲田大学)[Q]

13. 松田美咲(エームサービス)/細木咲良(原商) 6-4 3-6 [13-11] 12. 清水映里(Totsu)/鮎川真奈(ロイヤルSCテニスクラブ)[4]

※名前の左の数字はドロー番号、[ ]内の数字=シード数、Q=予選勝者、WC=主催者推薦

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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma