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2025.10.13

選手情報

田口涼太郎が全日本タイトル奪取、野口政勝とのダブルスも制して男子では20年ぶりの単複2冠!女子ダブルスは小堀桃子/山﨑郁美が優勝[第100回 全日本テニス選手権]

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第100回大会「全日本テニス選手権」


「三菱ビルソリューションズ 全日本テニス選手権 100th Supported by 橋本総業ホールディングス」(東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園テニスコート)の男子シングルスと男女ダブルスの決勝が10月12日に行われた。

【画像】「全日本テニス選手権」全種目試合結果

今年で第100回を迎える「全日本テニス選手権」。大会最終日となった12日には、男子シングルス決勝のほか、男子ダブルス、女子ダブルスの決勝が実施された。

男子シングルス決勝は、第8シードの田口涼太郎(Team REC)とノーシードの市川泰誠(ノア・インドアステージ)の顔合わせ。準々決勝で第3シードの松田龍樹(ノア・インドアステージ)、準決勝で第1シードの磯村志(やすいそ庭球部)を破って勢いに乗る田口は、第1セットを6-4で奪う。第2セットは市川が挽回して2-5とリードを広げられた。だが、田口の力のあるショットで盛り返して、一気に流れを掴んで5ゲームを連取。記念すべき第100回の全日本テニス選手権のタイトルを手にした。表彰式では、日本テニス協会の名誉総裁を務める秋篠宮家の次女・佳子さまから優勝した田口に天皇杯が手渡された。

優勝した田口はその後、野口政勝(ONE DROP)と組んで男子ダブルス決勝にも登場。第1シードの中川舜祐(伊予銀行)/楠原悠介(伊予銀行)をフルセットの末に破り、2005年の岩渕聡(前デビスカップ日本代表監督)以来、20年ぶりの単複制覇となった。

また、女子ダブルスでは第1シードの小堀桃子(橋本総業ホールディングス)/山﨑郁美(島津製作所)が、松田美咲(エームサービス)/細木咲良(原商)を6-1,7-6(5)で撃破。2019年に混合ダブルスでもタイトルを獲得している小堀は2つ目、山﨑にとっては初めての全日本タイトルとなった。

<男子シングルス決勝>

16. 田口涼太郎(Team REC)[8] 6-4 7-5 29. 市川泰誠(ノア・インドアステージ)

<男子ダブルス決勝>

12. 田口涼太郎(Team REC)/野口政勝(ONE DROP)[4] 6-2 0-6 [10-8] 1. 中川舜祐(伊予銀行)/楠原悠介(伊予銀行)[1]

<女子ダブルス決勝>

1. 小堀桃子(橋本総業ホールディングス)/山﨑郁美(島津製作所)[1] 6-1 7-6(5) 13. 松田美咲(エームサービス)/細木咲良(原商)

※名前の左の数字はドロー番号、[ ]内の数字=シード数、Q=予選勝者、WC=主催者推薦









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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma