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2021.05.14

テクニック

フェデラーの片手バックはこうやって打つ! 鈴木貴男プロによるテクニック解説(1) [リバイバル記事]

一般プレーヤーでもマネできるフェデラーの打ち方を、鈴木貴男プロが独自の視点で解説。これであなたもフェデラーになれる!

一般プレーヤーもマネできる部分を
鈴木貴男プロが解説!

ツアー優勝103回、グランドスラム優勝20回(全豪オープン6回、全仏オープン1回、ウィンブルドン8回、全米オープン5回)。“GOAT(GREATEST OF ALL TIME)”は、間違いなく世界で最も高い人気を持つプレーヤーだ。8月で40歳を迎える今でも、グランドスラム・コンテンダーとして、名前が挙がるロジャー・フェデラー(スイス/世界ランキング8位)。“美しい”と形容される、そのプレー。特徴はどこにあり、私たちはどこを吸収できるのか? 2005年全豪オープン、06年ジャパンオープンで、直接ボールを打ち合った鈴木貴男プロが、ならではの視点で解説する。今回は片手打ちバックハンドについて紹介!

※解説/鈴木貴男(Team REC):1976年9月20日生まれ。175cm・75kg。北海道札幌市出身。堀越高校(東京)卒業。片手打ちバックハンド。95年プロ転向。デ杯日本代表では、最多勝利数(41)、シングルス最多勝利数(27)、ダブルス最多勝 利数(14)、最多勝利ペア(9、岩渕聡プロとコンビ)、最多試合出場(31)、最多年出場(15)と記録を持っている。フェデラーとは、2005年全豪オープン(3-6, 4-6, 4-6)、06年AIGジャパンオープン(6-4, 5-7, 6-7[3])と2度対戦経験がある。
※『テニスクラシック・ブレーク』2019年2月号に掲載したものを再編集した記事になります

【関連記事】片手バックで悩んでいたら、こちらもチェック!



フェデラーの片手バックは間ができない!

〈Point 1〉
極端な話「“テイクバック”という考えは必要ない!?」

フェデラーの片手バックでは、「動き出しからフィニッシュまで間ができないこと」に注目しましょう。ラケットのセット、ステップ、振り出し、インパクト、フィニッシュまで、流れるようにスイングしています。これは、「構えの状態でつくった形を生かす」ことで可能となるスイングです。

極端に言うと、“テイクバックという考えは不要”とも言えます。例えば、バックの面をつくってセットし、正面を向いたまま、右足を左足の前のほうに大きめにステップしてみてください。自然と上体にひねりが入り、テイクバックの形となります。ひねられた体は元に戻ろうとするので、スイングへのエネルギーになります。これが、最もシンプルなスイングの形です。


ステップで体が引っ張られ、流れるようなスイングが可能になる

【画像】フェデラーの片手バック〈正面〉からの連続写真はこちら

【画像】フェデラーの片手バック〈後ろ〉からの連続写真はこちら

GOOD◎




ラケットをセットし(写真上から2コマ目)、右足をステップ(4コマ目)。これでスイングに移行できる


BAD×


セットの際、左足をステップバックすると、動きが止まって強くスイングできない



《ココも参考にしよう!》
フェデラーのグリップは「バックハンド・イースタン」


フェデラーは「バックハンド・イースタン」を基本に打っています。私より、厚めのグリップです。


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解説写真=山岡邦彦(NBP)、フェデラー写真=石塚康隆(NBP)、田沼武男