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2025.10.17

選手情報

望月慎太郎 難敵を撃破し2年ぶりのツアー8強!初のトップ100入り決める「ファイトするだけだと思っていた」[アルマトイ・オープン]

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望月慎太郎 世界26位ダルデリを破り2年ぶりのツアー8強


男子ツアー「アルマトイ・オープン」(カザフスタン・アルマトイ/ATP250)シングルス2回戦が10月16日に行われ、望月慎太郎(木下グループ/世界ランク102位)は第4シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア/同26位)を6-3,6-3のストレートで破り、2年ぶり2度目となるツアー8強入りを果たした。

【動画】望月慎太郎 初のトップ100入り決定!勝利の瞬間&マッチハイライト

22歳の望月は、今大会1回戦で前週のチャレンジャー大会準決勝で敗れていたアルトゥール・カゾー(フランス/同58位)を6-4,6-4で破ってリベンジ成功。今季、ツアーでのマッチ3勝目を挙げて2回戦に進んだ。

今年だけでツアー3度のタイトルを手にしているダルデリとの2回戦、第1セット第4ゲームで先にブレークを許した望月だが、相手の足元へ鋭いリターンを放ってミスを誘う。ブレークポイントではバックハンドのウィナーを決めて、すぐさまブレークバックした。

その後も安定したストロークで攻めるタイミングを見計らう望月。コンパクトなテイクバックからキレのあるショット、持ち味のネットプレーなど積極的な姿勢を貫き、さらに2度のブレークで5ゲームを連取し6-3でセットを奪う。

第2セットも危なげなくサービスキープ。中盤のチャンスを逃さずにリードを奪うと、最後までダルデリの挽回を封じてストレート勝利を収めた。

2023年10月の「木下グループジャパンオープン」以来、2年ぶりのツアー8強入りを果たした望月は、「先にブレークされても、しっかりやることをやって、ファイトするだけだと思っていた。集中して、一つ一つ乗り越えられたのが結果的に勝てる要因だったかなと思う」と振り返った。

この結果により、初めてトップ100入りを決めてキャリアハイを更新することとなった望月。準々決勝で第6シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ/同36位)と対戦する。

「前の試合で良いプレーをしていた。どの相手ともやってもこのレベルはタフなので、しっかり身体の回復に努めてまた明日全力でやりたい」と意気込んだ。

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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma