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2025.10.18

選手情報

世界27位フェルナンデス フルセットの熱戦を制して今季ツアー2度目のタイトル獲得に王手「最高のプレーをした方が勝つ」[木下グループジャパンオープン]

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フェルナンデスが今季2勝目に王手!決勝で18歳と対戦


女子ツアー「木下グループジャパンオープン」(大阪・モリタテニスセンター靭/WTA250)シングルス準決勝が10月18日に行われ、第4シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ/世界ランク27位)がソラナ・シルステア(ルーマニア/同51位)を6-1,2-6,6-4で下して決勝進出を果たした。

【動画】フェルナンデス 熱戦を制して今季2度目のタイトルに王手 準決勝ハイライト

23歳のフェルナンデスは、今季は7月のWTA500ワシントンで当時世界4位だったジェシカ・ペグラ(アメリカ)や同12位のエレナ・ルバキナ(カザフスタン)を破って、約1年9か月ぶりとなるツアー通算4度目のタイトルを獲得した。

今大会は2019年以来となる2度目の出場。1回戦でヘイリー・バプティスト(アメリカ/同64位)、2回戦で予選から勝ち上がってきたダルマ・ガルフィー(ハンガリー/同96位)、準々決勝でレベッカ・スラムコワ(スロバキア/同65位)を破って4強入りを果たしている。

この日は、今季左脚の手術から復帰し、8月に約4年4か月ぶりとなる3度目のツアータイトルを獲得したシルステアと対戦。初顔合わせとなったこの日の試合、第1ゲームでいきなりブレークを許したフェルナンデスだが、広いコートカバーリングでシルステアの攻撃をシャットダウン。ミスを引き出すとともに、要所ではしっかり攻め切って一気に6ゲームを連取してセットを奪う。

しかし、第2セットは第1ゲームのチャンスを逃すとシルステアもレベルを上げる。2-2から4ゲーム連取を許して、セットを奪い返される。

勝負の最終セットもシルステアの強打に押され気味のフェルナンデスは先にブレークを許したものの、しぶとくラリーを繋いでミスを誘う。第5ゲームでブレークバックすると、第7ゲームもライン際へ鮮やかなカウンターショットを放ってリード。

一度は追いつかれたが、「大事なポイントで良いショットを繰り出すことができた」と、4-4の第9ゲームで再びチャンスを握ると、24本のロングラリーを制して3度目のブレークに成功。そのまま6-4と、今季ツアー2度目のタイトルに王手をかけた。

決勝では、予選から勝ち上がった18歳のテレザ・バレントワ(チェコ/同78位)と対戦。「若く、エネルギーに満ちた良い選手」と評しながら、「ミスを少なくし、最高のプレーを実行した方が勝つ。自分自身を信じ、コーチの指示に耳を傾けて実行したい」と意気込んだ。

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