close

2025.10.21

選手情報

17歳の園部八奏がプロ転向後初白星!チェコの有望株をストレートで撃破[東レPPO]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

園部八奏が東レPPOでプロ転向後初勝利


女子ツアー「東レ パン パシフィック オープン」(東京・有明コロシアム/WTA500)シングルス1回戦が10月21日に行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した園部八奏(そのべ・わかな/IMG/世界ランク263位)が同じくワイルドカードのニコラ・バルトゥンコワ(チェコ/同132位)を6-4,6-3で下して、プロとして初勝利を飾った。

【動画】17歳・園部八奏がプロ転向2大会目で白星!マッチハイライト

17歳の園部は、錦織圭や西岡良仁らと同じく盛田正明テニス・ファンドの支援を受けて、アメリカ・フロリダにあるIMGアカデミーにテニス留学。今年1月の全豪オープンジュニアで日本人女子として56年ぶりにグランドスラムジュニアで優勝を果たし、10月8日にプロ転向を発表したばかりである。

対戦相手となった19歳のバルトゥンコワは、ジュニア時代から14歳以下、16歳以下のチェコ代表に選出。2022年全仏オープンジュニアで4強、2023年ウィンブルドンジュニアで準優勝している有望の若手だ。

第1セット、いきなりブレークを許した園部。度々デュースにもつれて、互いにブレークポイントが訪れる中、第8ゲームでコートの外からリターンエースを決めてチャンスを握ると、直後にはフォアハンドのダウン・ザ・ラインへのウィナーを放ってブレークに成功。さらに、第10ゲームでは園部の強打に苦しむバルトゥンコワがデュースから2連続でダブルフォールト。2度目のブレークを奪って6-4でセットを先取する。

勢いに乗って第2セット第2ゲームで早くもリードした園部。バルトゥンコワのプレッシャーを受けてピンチもあったが、これを跳ねのけてサービスキープを続けて6-3。プロとして初勝利を挙げて、2回戦進出を果たした。

2回戦ではソフィア・ケニン(アメリカ/同25位)とワイルドカードの内島萌夏(安藤証券/同81位)の勝者と対戦する。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma

タグ