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2025.10.24

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20歳のノスコバ 第2セット途中でカリンスカヤが棄権し準決勝進出[東レPPO]

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相手の棄権でノスコバが準決勝進出


女子ツアー「東レ パン パシフィック オープン」(東京・有明コロシアム/WTA500)シングルス準々決勝が10月24日に行われ、アンナ・カリンスカヤ(世界ランク38位)が第2セット途中で棄権し、第6シードのリンダ・ノスコバ(チェコ/同17位)が4強入りを果たした。

【動画】ノスコバが相手の途中棄権で東レPPO準決勝進出 マッチハイライト

20歳のノスコバは今季優勝こそないものの、アジアスイング初戦となった「チャイナ・オープン」(中国・北京/WTA1000)で2人のトップ10を破って準優勝。7月のWTA250プラハでも決勝に進むなど好成績を収めている若手だ。

2度目の出場となった今大会は、2回戦から登場し、マッカートニー・ケスラー(アメリカ/同31位)を5-7,6-3,6-4の逆転で破って準々決勝に進出している。

この日は22日の2回戦で第7シードのディアナ・シュナイダー(同19位)を2時間40分の激闘の末に7-6(4),2-6,7-6(5)で破ったカリンスカヤと対戦。第1セット、ノスコバは第1ゲームで6度のブレークポイントを握られる。しかし、これをしのぐと勢いに乗った。切れ味鋭いストロークが次々とカリンスカヤのコートに突き刺さる。序盤は不安定だったサーブの精度も上がりだして、一気に6ゲーム連取でセットを奪う。

第1セット第5ゲーム終了後にはメディカル・タイムアウトで腰の治療をしたカリンスカヤ。第2セットもプレーを続けたが、第1ゲーム終了後に棄権を決断。4強入りを決めたノスコバは、試合後「こういった形で試合が終わるのは残念。アンナが早く回復することを祈っている」と語った。

準決勝では過去3度の対戦で1度も勝つことができていない第2シードのエレナ・ルバキナ(カザフスタン/同7位)と対戦する。

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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma

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