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2025.10.24

選手情報

世界7位ルバキナ カナダの新鋭を破って準決勝進出。ツアー最終戦の切符も獲得[東レPPO]

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ルバキナ 19歳の新鋭をストレートで撃破し4強


女子ツアー「東レ パン パシフィック オープン」(東京・有明コロシアム/WTA500)シングルス準々決勝が10月24日に行われ、第2シードのエレナ・ルバキナ(カザフスタン/世界ランク7位)が、第9シードのビクトリア・エムボコ(カナダ/同23位)を6-3,7-6(4)で下し、準決勝に進出。さらに、ツアー最終戦の出場も確定させた。

【動画】世界7位ルバキナ カナダの新鋭をストレートで破って4強 マッチハイライト

26歳のルバキナは、前週開催された「寧波オープン」(中国・寧波/WTA500)で、今季2つ目のタイトルを獲得。3年ぶり2度目の出場となった今大会は2回戦から登場し、初戦で前週の「木下グループジャパンオープン」(大阪・モリタテニスセンター靭/WTA250)で優勝したばかりのレイラ・フェルナンデス(カナダ/同22位)を6-4,6-3で下して、好調を維持している。

また、ルバキナは残り1枠となっているツアー最終戦「WTAファイナルズ」(サウジアラビア・リヤド)のレースランキングで現在9位。今大会でベスト4以上の成績を残すことができれば、出場権を獲得することができる。

それがかかったこの日の試合は、8月の「ナショナル・バンク・オープン」(カナダ・モントリオール/WTA1000)でツアー初優勝を果たした19歳のエムボコと対戦。第1セット、序盤から互いに力のあるショットを打ち合う。その中で、ルバキナが最初のリターンゲームでブレークすると、最後までリードを守り切って6-3でセットを奪う。

続く第2セットもルバキナは、時速190キロ台のビッグサーブだけでなく、スピードを落としてコースを突いて危なげなくサービスキープ。リターンゲームではブレークできなかったが、タイブレークでは序盤でリードを作って、そのまま7-6(4)とストレート勝ちを収めた。

「ビクトリアとの試合は難しかった。前回も同じような戦いだったけれど、今日はしっかり勝つことができてうれしい。第2セットは2人ともサーブが良くて接戦になったけど、タイブレークでプッシュできた」と振り返ったルバキナは、3年連続でツアー最終戦への切符を獲得した。

準決勝では、第6シードのリンダ・ノスコバ(チェコ/同17位)と対戦する。

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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma