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2025.11.13

選手情報

綿貫陽介 ストレート勝ちで準々決勝進出。過去2度Vした好相性の大会に「負けるというのが浮かばない」[兵庫ノアチャレンジャー]

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綿貫陽介 ストレート勝ちで準々決勝進出


男子下部ツアー「兵庫ノアチャレンジャー」(兵庫・ブルボンビーンズドーム/チャレンジャー75)シングルス2回戦が11月12日に行われ、第4シードの綿貫陽介(SBCメディカルグループ/世界ランク182位)は触れデリコ・フェレイラ・シルバ(ポルトガル/同241位)を6-4,6-4で下し、8強入りを果たした。

【画像】「兵庫ノアチャレンジャー」シングルス組み合わせ&11月13日の試合予定

27歳の綿貫は、3月のATPマスターズ1000インディアンウェルズ16強など結果を残したが、8月以降は初戦敗退も多く苦戦。直近では韓国・ソウルで開催されたチャレンジャー大会でぎっくり腰を発症し棄権した。

3年前の今大会決勝で破るなど2勝1敗としていたフェレイラ・シルバとの2回戦、「2人とも手の内を知っている」と綿貫が言うように序盤は探り合う展開となった。その中で度々ピンチを迎えた綿貫だが、「神戸での勝率がいいので自信を持ってプレーできている」と落ち着いてプレーしリードを許さない。

サービスキープが続いて緊張感が増す4-4でミスを減らして一気にプレッシャーをかけてブレークし、そのまま6-4。第2セットもチャンスを逃さずにリード奪うと、その後のピンチもコーナーにサーブを決めて守り抜く。得意と言う地での2回戦でストレート勝ちした。

ぎっくり腰のため台湾でのチャレンジャー大会をスキップし急遽出場。今季最後の大会だと言う。過去6度の出場で、3度決勝に進み2度優勝している。相性の良さから「神戸で自分が負けるというのが浮かばない」と言うほどで、「自信のある神戸でのびのびプレーというか、頭の中をクリアにしてプレーできるのはいいチャンスだと思ってここに来た。まずは自分のプレーをよくしていくことが一番大切」と前向きだ。

「明日(13日)は空くので少しでもステップアップできるように練習したい。何よりも神戸の方たちのテニスの熱がすごい高くて、いつも頑張る力をもらっている。僕もプレーで楽しんでもらえるようにしたい」と第5シードのヒューゴ・グルニエ(フランス/同177位)との準々決勝に意気込む。

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写真:Tennis Classic