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2026.03.10

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「『泥臭く勝つ』ことが重要だった」ジョコビッチ、接戦制し9年ぶりの16強進出[BNPパリバ・オープン]

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Photo by Getty Images

ジョコビッチ 粘るコバチェビッチを振り切り勝負強さを発揮


現地3月9日、男子ツアー「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)のシングルス3回戦が行われ、第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク3位)が、アレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ/同72位)を6-4, 1-6, 6-4で破った。同大会でベスト16に進出するのは、2017年以来9年ぶりとなる。

【動画】ジョコビッチ 「BNPパリバ・オープン」9年ぶりに16強!マッチハイライト

第1セット、ジョコビッチは第3ゲームでブレークに成功すると、安定したサービスゲームを維持して6-4で先取した。しかし、第2セットに入るとコバチェビッチが反撃。ジョコビッチは再三のブレークポイントを活かせず、逆に2度のブレークを許して1-6でセットを落とした。

最終セットは互いにサービスキープが続く緊迫した展開となったが、5-4で迎えたコバチェビッチのサービスゲームで、ジョコビッチがセカンドサーブを攻め立てて値千金のブレークに成功。フルセットの死闘を制した。ジョコビッチは第1セットを先取した直近35試合のうち34試合で勝利を収めており、その勝負強さを改めて証明した。

試合後、ジョコビッチは「アレックス(コバチェビッチ)は素晴らしいパフォーマンスだった。常に楽しめているわけではないが、こういう状況では『泥臭く勝つ』ことが重要だった。試練を乗り越えられて嬉しい」と振り返り、同じセルビアにルーツを持つ対戦相手の健闘を称えた。

現在38歳のジョコビッチにとって、今大会は大きな記録がかかっている。過去5度の優勝(2008年、2011年、2014~2016年)を誇り、今大会でタイトルを獲得すれば、ロジャー・フェデラーと並んでいる歴代最多優勝記録を塗り替え、単独最多の6度目となる。

今シーズンは1月の全豪オープン準決勝でヤニック・シナー(イタリア/同2位)を破るなど、若手実力者とも互角以上に渡り合っており、10年ぶりのタイトル奪還に向けて自信をのぞかせている。「キャリアの最初の10年間は最高のパフォーマンスを発揮できた場所。再びファンの前で競い合えることに興奮している」と語る通り、かつての得意舞台での復活を期す。

次なる4回戦で、ジョコビッチは第14シードのジャック・ドレイパー(イギリス/同14位)と対戦する。ドレイパーは、2月に左腕の怪我から約5か月ぶりに復帰したばかりではあるものの、元世界4位で連覇を狙う難敵だ。9年ぶりのベスト16の壁を突破したジョコビッチが、ディフェンディングチャンピオンを相手にどのような戦いを見せるか注目が集まる。

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