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2026.03.12

選手情報

ドレイパーが前年覇者の意地を見せジョコビッチを撃破し8強!「子供の頃から憧れたノバクに勝てて胸がいっぱい」[BNPパリバ・オープン]

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Photo by Getty Images

前年王者のドレイパーが執念の逆転劇


現地3月11日、アメリカ・インディアンウェルズで開催されている「BNPパリバ・オープン」(ATPマスターズ1000)の男子シングルス4回戦が行われ、第14シードのジャック・ドレイパー(イギリス/同14位)が、第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/同3位)を4-6, 6-4, 7-6(5)の逆転で破り、準々決勝進出を決めた。

【動画】ドレイパー ジョコビッチとの2時間35分の死闘制す!マッチハイライト

24歳のドレイパーは昨季、同大会でキャリア最大のタイトルを獲得したが、左上腕部の負傷により9月にシーズンを終了。今年2月に復帰したばかりの前年覇者は、今大会もロベルト・バウティスタ・アグ(スペイン/同93位)やフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン/同20位)を下し、着実に歩みを進めてきた。

10年ぶりのタイトルを狙う38歳のジョコビッチとの対戦は、第1セットを4-6で失う苦しい立ち上がりとなった。しかし、第2セットを奪い返して迎えた最終セット、ドレイパーは第3ゲームでブレークに成功。勝利まであと一歩の5-4でサービング・フォー・ザ・マッチを迎えるも、ジョコビッチの執念に屈し土壇場でブレークバックを許した。

試合はタイブレークにもつれ込む激闘となったが、ドレイパーは最後まで勇敢なプレーを継続。2時間半を超える熱戦を制し、雄たけびを上げた。

試合後の記者会見で、ドレイパーは次のように試合を総括した。

「クレイジーな試合だった。スタートは少し受け身になってしまったが、試合が進むにつれて間違いなくより攻撃的になり、自分のリズムでポイントを支配できるようになった。子供の頃から見て憧れ、アイドルだったノバクに勝てて、ただただ胸がいっぱいだ」

勝利を目前にして追いつかれた場面については、「あのような局面では直近の経験を頼りにするものだが、長期離脱していた僕にはそれがなかった。5-4で起きたことを糧にしたいが、何より再び集中し直してタイブレークを戦えた自分を誇りに思う」と、精神面での収穫を強調した。

また、最終セットの死闘の中で見せた、自身の立ち位置についても冷静に分析している。

「今日の大きな勝利も、復帰へのプロセスであり、自分がなりたい選手像に近づくための『小さな勝利』の一つだ。こうした試合を勝ち抜くことは、明日再びトッププレーヤーと戦う機会を得るために、信じられないほど重要なんだ」

準々決勝では、第11シードのダニール・メドベージェフ(同11位)と対戦する。2年前の対戦(ATPマスターズ1000ローマ)では敗れている相手だが、勢いに乗るドレイパーが連覇へ向けてどのような戦いを見せるか注目される。


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