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2026.05.26

選手情報

シフィオンテクが17歳の若手を圧倒し8年連続の初戦突破! 暑さによるコンディション変化にも「状況への適応が重要」とクレーでの高い対応力を見せる[全仏オープン]

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Photo by Getty Images

シフィオンテク 17歳ジョーンズにストレート快勝、好発進を見せる


5月25日、「全仏オープン」(フランス・パリ)女子シングルス1回戦が行われ、同大会5度目のタイトルを狙う第3シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド/世界ランク3位)は、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している17歳のエマーソン・ジョーンズ(オーストラリア/同136位)を6-1,6-2で圧倒し、初戦を突破した。

【動画】大会5度目のタイトルを狙うシフィオンテクが17歳を圧倒し2回戦へ!初戦ハイライト

24歳のシフィオンテクは、今季タイトル獲得はなく、得意のクレーコート・シーズンでもWTA500シュツットガルトでベスト8、WTA1000マドリードで3回戦敗退と苦戦。直前のWTA1000ローマでベスト4と徐々に調子を上げてきている。

2020年にグランドスラム初優勝を果たしている全仏オープンは、2022年から2024年に3連覇。昨年は準決勝でアリーナ・サバレンカ(同1位)にフルセットの末に敗れている。

大会開幕直前に行われた記者会見でシフィオンテクは、今大会に向けた調整について「他の大会の前と同じ。堅実に練習を重ね、同時にリカバリーの時間も確保している。この暑さの中で、今すぐコートの感覚を掴むことが重要」と、気候への適応を鍵に挙げた。

久しぶりにディフェンディング・チャンピオンではない立場で臨む心境を問われると、「ここでプレーした大会は、勝ったか負けたかに関わらずすべて一つの思い出として蘇る。昨年について特に意識しているわけではない」と冷静な姿勢を示し、「今回は異なるコンディション、特に暑さを伴う全く別の大会。謙虚になり、すべての試合で戦う意志を持って臨む必要がある」と気を引き締めている。

将来を期待される17歳のジョーンズとの1回戦、シフィオンテクは序盤から広角に打ち分けて、主導権を握ろうとする。アンフォーストエラーが出つつも強気な姿勢を崩さず、互いにブレークして迎えた第4ゲームでブレークすると、勢いが一気に加速。リードを奪ってからは1ポイントしか与えずに6-1で第1セットを先取する。

続く第2セットも3ゲームを連取してリードを奪ったシフィオンテク。最後までジョーンズに挽回を許すことなく、6-2とストレートの快勝で8年連続で初戦突破を果たした。2回戦でシフィオンテクは、レフティーのサラ・ベイレク(チェコ/同35位)と対戦する。

試合後の記者会見でシフィオンテクは、「自分のプレーには本当に満足している。最初から最後まで堅実な試合ができた。技術的にどうプレーすべきか分かっていたので、それを実行しただけ。間違いなく良い一日になった」と手応えを口にした。

この日、現地は厳しい暑さに見舞われたが、コートのコンディション変化についても言及。「(今大会の)開幕当初は気温16度くらいでボールがものすごく重く、全身の力をぶつけてもコントロールできている感覚があった。しかし今日はより繊細なタッチが必要で、力を入れすぎることはできない。空気中での飛びが早くなってアウトになりやすい分、まずはボールをコントロールすることが求められる」と、クレー特有の対応力の高さを覗かせた。

また、自身の代名詞でもある強力なトップスピンやスライディングについても触れ、ツアーで警戒されながらもトップに君臨し続けるための哲学を語った。

「選手たちが(自分のプレーに)慣れてきたのは間違いなく、自分のゲームを適応させ続けなければならない。ただ、たとえ相手にこちらのプレーを読まれていたとしても、そのショットの精度が高ければ十分に勝つことができる」と自信を示し、2回戦へ向けて視線を上げた。

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