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2026.07.08

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大坂なおみ、初の4強逃し準々決勝敗退「エネルギーが全くなかった」 連戦の疲労蓄積が影響[ウィンブルドン]

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Photo by Getty Images

大坂なおみ 前哨戦の雪辱ならず、持ち味の強打を封じ込めるムホバの多様性


「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)は現地7月7日、女子シングルス準々決勝が行われ、第14シードの大坂なおみ(フリー/世界ランキング14位)は、第10シードのカロリーナ・ムホバ(チェコ/同9位)に6-7(4), 4-6のストレートで敗れた。大坂は自身初の同大会ベスト4進出を逃し、これまですべて勝利していたグランドスラム準々決勝での連勝記録も「5」でストップした。

【動画】大坂なおみ ウィンブルドン初の4強入りを逃す 準々決勝ハイライト

大坂は10日前に行われた前哨戦のWTA500バートホンブルグ決勝でもムホバと対戦。その際は第2セット序盤で足の負傷により大事をとって途中棄権しており、本戦でのリベンジを期した一戦だった。

第1セット、大坂は立ち上がりから得意の鋭いストロークを放ち、連続ウィナーでオープニングゲームをブレークする絶好のスタートを切る。しかし、直後のゲームでムホバにブレークバックを許すと、第3ゲームで再びリードを奪うも引き離せず、2-2へと追いつかれる。その後は互いにキープを続け、大坂がフォアハンドのウィナーで6-6としてタイブレークへと突入した。

タイブレークでは、ムホバの粘り強い配球を前に大坂のミスが重なり、2-6とリードを広げられる。大坂は2本のセットポイントをしのいだものの、最後は相手のフォアハンドウィナーが決まり、第1セットを落とした。

第2セット、ムホバの安定したサービスゲームに圧力をかけられない展開が続く。大坂は自身のサービスを必死にキープし4-4まで並走したものの、第9ゲームでストロークのミスが重なり、痛恨のブレークを許す。4-5とリードされた最終ゲーム、ムホバに2本連続のサービスエースを決められ、1時間40分の戦いに終止符が打たれた。

試合後の記者会見で、大坂は敗因の背景に過密スケジュールによる心身の消耗があったことを明かした。

「前回の試合はとても良いプレーができたが、今日は全く良いプレーができず、エネルギーが残っていなかった。グランドスラムを前に、リズムを掴む目的で通常よりも多くの試合を消化するアプローチを試みた。結果としてここまで勝ち進めたが、2週間休みなしで連戦を戦ったことによる疲労の蓄積があった。もう同じスケジュールは組まないと思う。もっとうまくツアー日程を計画する必要がある」

試合終盤にサーブの精度が落ちた点についても、「足の感覚が完全になくなっていた。上半身と下半身がバラバラに離れてしまっているような、本当に奇妙な感覚だった」と、体力の限界に達していたことを説明した。

また、懸念される右足裏の痛みについては、昨年のオフシーズンから抱えている足底腱膜炎の症状であることを示唆した。グラスコート特有の前方へ踏み出す動きで再発したと述べつつも、「ハードコートに変われば問題ないと考えている」と語り、次戦への大きな障壁にはならないとの見解を示している。

今大会の収穫として、コーチのトマーシュ・ビクトロフスキー氏との取り組みによるグラスコートでの動きの改善を挙げ、「守備面が大きく安定し、カウンターの精度も上がった。最も遠くまで勝ち進めたことは自信になる。大好きなハードコートシーズンに向けて、ここで学んだ多くのことを応用し、より完璧なプレーヤーになりたい」と前を見据えた。


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