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2026.07.09

選手情報

コスチュクがウィンブルドン初の4強入り「戦術的にうまく立ち回れた」。パオリーニを圧倒し2大会連続のグランドスラム準決勝へ

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コスチュク 攻撃的ストロークで圧倒、ブレークポイントを与えず完勝

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)は現地7月8日、女子シングルス準々決勝が行われ、第12シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ/世界ランク13位)が第13シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア/同17位)を6-3, 6-2のストレートで下し、同大会初の準決勝進出を決めた。コスチュクは先月の全仏オープンに続き、グランドスラム2大会連続での4強入りとなった。

【動画】コスチュクが全仏オープンに続いてウィンブルドンでも4強入り!準々決勝ハイライト

センターコート初登場となったコスチュクは、試合時間69分で勝利を収めた。コスチュクはこの試合、攻撃的なストロークでパオリーニを攻め立てる。パオリーニの8本を上回る19本のウィナーを放ち、アンフォーストエラーは19本に抑えた。自身のサービスゲームでは一度もブレークポイントを握らせず、デュースに持ち込まれたのも1度のみであった。

一方、2024年同大会準優勝者のパオリーニは、第1セットだけで15本、試合全体で26本のアンフォースドエラーを記録。コスチュクはパオリーニのサービスゲームで得た8回のブレークチャンスのうち4回を成功させ、主導権を渡さなかった。

クレーコート・シーズンから好調のコスチュクは、この勝利によりツアー直近22試合で21勝目を挙げている。

自身のパフォーマンスについてコスチュクは、「戦術的にうまく立ち回れた。センターコートでの初めての試合はコントロールが難しいが、パフォーマンスには満足している」と手応えを口に。芝コートへの適応については、「自身の中では芝よりもクレーの方が得意だと感じている。ただ、日々の継続性が結果につながっている」と分析している。

一方、敗れたパオリーニは「タフな試合だった。足の動きがいつもより遅く、ボールを思い通りに打てずにミスが増えた。コスチュクの攻撃的なプレーによって、コート上でより強いプレッシャーをかけられた」と完敗を認めている。

コンディションと今後の課題についてパオリーニは、「ここ数ヶ月は足の負傷により十分な練習ができていなかったが、身体的な問題だけでなく、精神的なマインドセットが競技において重要であることを再認識した。今大会で5試合を戦えたポジティブな面を、残りのシーズンに活かしたい」と前を向いた。

準決勝で第9シードのリンダ・ノスコバ(チェコ/同12位)と対戦するコスチュクは、ウクライナ人女性選手として史上初のウィンブルドン決勝進出を目指す。過去の対戦成績は、2026年5月のマドリード・オープン準々決勝でコスチュクがストレート勝ちしており、コスチュクの1勝0敗である。


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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma