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2026.07.12

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21歳ノスコバが初めてグランドスラムの頂点へ!ムホバとのチェコ勢対決を制す[ウィンブルドン]

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21歳ノスコバがチェコ勢対決を制してグランドスラム初優勝


「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)の女子シングルス決勝が現地7月11日に行われ、第9シードのリンダ・ノスコバ(チェコ/世界ランク12位)が、第10シードのカロリーナ・ムホバ(チェコ/同9位)を6-2, 5-7, 6-3で下し、グランドスラム初優勝を果たした。

【動画】ノスコバ、チェコ勢対決を制してグランドスラム初優勝の瞬間

女子のグランドスラム決勝において、チェコ勢同士の対決となるのは史上初の事例である。また、ウィンブルドンでの同国対決の決勝は、ウィリアムズ姉妹(アメリカ)が対戦した2009年大会以来の記録となった。

21歳のノスコバは、WTA500ベルリンでツアー通算2度目の優勝を達成。対する29歳のムホバもWTA500バートホンブルクでタイトルを獲得しており、ともに前哨戦で好成績を収めて今大会の決勝に勝ち進んだ。

試合序盤は互いに硬さが見られる立ち上がりとなったが、ノスコバが主導権を握った。ムホバに多彩なプレーを許さず、クリーンにボールを捉えて鋭く伸びるショットで左右に動かし、ラリーを支配する。第4ゲームでリードを奪うと、第8ゲームでも2度目のブレークに成功し、6-2で第1セットを先取した。

続く第2セット、ノスコバは第3ゲームでこの試合初めてのピンチを迎えたものの、3本のブレークポイントをしのいでキープに成功。ムホバに流れを渡さなかった。冷静にキレのあるショットを打ち続け、第6ゲームでこのセットも先にリードを奪う。

ノスコバは攻めの姿勢を崩さず、ムホバにプレッシャーをかけ続ける。しかし、第8ゲームで3度のチャンピオンシップポイントを逃した直後の第9ゲームでは、度々のピンチでサービスエースを放ってしのいだものの、優勝目前の緊張からかラケットを振り切れずに7本目のブレークポイントをものにされて、ムホバにこの試合初めてブレークを許す。

第10ゲームでも5度目のチャンピオンシップポイントを活かせず、好機を逸したノスコバに対して、ムホバが攻勢に転じて第11ゲームで2度目のブレークに成功し、2-5から一気に5ゲームを連取。セットを奪い返して、試合を振り出しに戻した。

運命の最終セット前にトイレットブレークで一息入れたノスコバ。第1セットのようにサービスゲームではスムーズにキープすることはできないものの、しぶとく、力のあるショットを放っていく。第2ゲームでチャンスを活かして先にブレークすると、1ポイントずつ丁寧なプレーを続けて最後までムホバの挽回を許さず。5-3で迎えたサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップでは今度こそしっかりキープし、グランドスラム初タイトルを獲得した。

一方、2023年全仏オープン以来、2度目のグランドスラム決勝に臨んだムホバだったが、初の栄冠には届かなかった。


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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma