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2026.08.10

選手情報

大坂なおみ、2年連続の全米オープン前哨戦8強!次戦は世界2位ルバキナとの初対戦へ[ナショナル・バンク・オープン]

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Photo by Getty Images

大坂なおみ、芝シーズンから4大会連続で8強入り。次戦は世界2位と


現地8月9日、女子ツアー「ナショナル・バンク・オープン」(カナダ・トロント/WTA1000)シングルス4回戦が行われ、第11シードの大坂なおみ(フリー/世界ランク13位)が、第30シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ/同34位)を6-4, 6-4で撃破。地元カナダの声援を一身に受けるフェルナンデスを相手にストレート勝利を収め、2年連続となる大会ベスト8進出を果たした。

【動画】大坂なおみ 地元カナダのフェルナンデスをストレートで撃破し8強!マッチハイライト

大坂はこの勝利で、2021年以来出場したWTAツアー大会で4大会連続のベスト8入りを達成。バートホンブルク、ウィンブルドン、ワシントンに続き、トロントでも準々決勝へ駒を進めた。

勝因となったのは、安定感を増したサービスと、フェルナンデスの積極的なプレーに対して焦らず自分のペースを保ったことだ。試合序盤から大坂はフェルナンデスの攻撃的なポジションを警戒しながら、サーブを軸にポイントを組み立てた。

第1セットは互いにサービスキープでスタートした後、大坂が第3ゲームで先にブレーク。フォアハンドで相手を崩し、続くバックハンドのクロスで0-30とすると、フェルナンデスのミスも重なってブレークに成功した。

直後にブレークバックを許したものの、大坂はそこからサービスゲームの安定感を高めた。第7ゲームではラブゲームで再びブレークを奪うと、続くサービスゲームでは2本のブレークポイントをしのいで5-3とリード。最後はフェルナンデスのフォアハンドがロングとなり、40分で第1セットを先取した。

大坂自身も試合後、「今日はサーブがかなり助けてくれた」と振り返った。特に意識したのは、無理に攻撃しすぎず、サーブの確率を高めることだった。「サーブが入ったときに、自分が主導権を握れたことが大きかった」と大坂は説明している。

第2セットではフェルナンデスが粘りを見せ、3-3まで互いにサービスキープが続いた。しかし、大坂はここからギアを一段引き上げる。第7ゲームでブレークを奪うと、そのままリードを守って6-4。第2セットでは15本のウィナーに対してアンフォーストエラーがわずか1本という高いパフォーマンスを発揮した。ファーストサーブからのポイントでは14本すべてを獲得し、終盤のプレッシャーをものともせず勝利を決めた。

最終的なスタッツでも、大坂は29本のウィナーに対してアンフォーストエラー9本。7本のサービスエースを記録し、ファーストサーブからのポイント獲得率は76%に達した。

大坂は試合前から観客を意識していたという。前日から地元カナダのフェルナンデスについて多くの質問を受けたことで、試合に向けて考えすぎてしまったと明かしている。「今日は出てきたとき、なぜかすごく緊張していた。観客がどんな反応をするのか分からなかったからだと思う」。それでも試合中は、自らを落ち着かせるためにあくびをする場面もあったという。あくびによって筋肉をリラックスさせる効果があると聞いていたため、緊張を和らげる目的で意識的に行っていたという。

フェルナンデスは積極的なポジションから速いタイミングでボールを捉え、大坂にプレッシャーをかけてくる選手である。大坂は2021年の全米オープンで対戦した際、プレースピードに対応できずパニックになった経験を振り返った。

しかし今回は違った。「ベテランになった自分らしく、ボールを返して、自分のペースで試合を進めようとした」と、大坂はフェルナンデスのスタイルを熟知したうえで、相手の攻撃性に付き合いすぎることなく、自身の安定性を優先した。地元観客の声援についても、「自分に向けられたものではない」ことを気にするのではなく、むしろ楽しんでいたと語った。

準々決勝では第2シードのエレナ・ルバキナ(カザフスタン/同2位)と初対戦を迎える。意外にも、これまで公式戦では一度も対戦していない両者。大坂はルバキナとは今年の全豪オープンとローラン・ギャロスで練習した経験があり、その印象についても語った。

「彼女は素晴らしい選手。2回練習したことがあって、今年のオーストラリアとローラン・ギャロスで一緒に練習した。どちらもすごく良い練習だったので、試合をするのが楽しみ」

両者の初対戦は、大坂が再びトップ選手との対戦でどこまで自身のテニスを発揮できるかを測る重要な一戦となる。大坂は「ベストな選手と対戦するのは自分にとってとても楽しい」と話す。着実にトップレベルでの戦いを取り戻している大坂。今大会で4大会連続のベスト8入りを果たした勢いを、世界2位のルバキナとの初対戦につなげられるだろうか。


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