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2026.09.13

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小田凱人、年間グランドスラムならず。全米オープン決勝で宿敵ヒュウェットにストレート負け[全米オープン]

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小田凱人、偉業達成へ王手も宿敵ヒュウェットに敗れる

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)車いすテニスの男子シングルス準決勝が現地9月11日に行われ、第1シードの小田凱人(東海理化/世界ランク1位)は、第2シードのアルフィー・ヒュウェット(イギリス/同2位)に0-6, 6-7(5)で敗れ、大会連覇そして車いすテニス男子では史上初となる年間グランドスラムとはならなかった。

20歳の小田は、すでにすべてのグランドスラムとパラリンピックを制覇する「生涯ゴールデンスラム」を史上最年少で達成。今季は、全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドンを制しており、今大会を制すれば車いすテニスの男子では史上初となる年間グランドスラムを達成となる状況であった。なお、女子ではディーデ・デグロート(オランダ)、クアードのディラン・アルコット(オーストラリア)が達成している。

今大会は、1回戦でチャーリー・クーパー(アメリカ/同27位)を6-0, 6-3で下すと、準々決勝ではリオデジャネイロ五輪金メダリストのゴードン・リード(イギリス/同5位)を6-1, 6-0で圧倒。勢いに乗り、準決勝では第3シードのマーティン・デラプエンテ(スペイン/同3位)を6-4, 6-4で破って、2024年全豪オープンからグランドスラム11大会連続で決勝に進出を果たし、偉業に王手をかけた。

決勝の相手は、今年の全仏オープンとウィンブルドンの決勝でも対戦している宿敵・ヒュウェット。直接対決では小田の19勝11敗、今季は6勝2敗としていた。

第1セット、小田は立ち上がりでラリー戦で押してブレークポイントを握るも、ヒュウェットが慌てることなく正確なショットを放ってしのぐ。チャンスを逃すと、気迫のプレーで小田のショットをことごとく跳ね返したヒュウェットが一気に6ゲームを連取。小田は攻撃的なショットがミスにつながり、プレーの歯車が噛み合わない。

リズムを取り戻したい小田は、第2セットの立ち上がりでリターンから攻撃的なテニスを展開しブレークに成功。ヒュウェットの流れを止めると、今度は小田が3ゲームを連取。1ブレーク差を保ちながら試合を進める。だが、ヒュウェットも感情を露わにしながら、ボールに食らいつくと、小田は5-4で迎えたサービング・フォー・ザ・セットで追いつかれてしまう。

直後も両者にダブルフォールトが絡んでブレークし合いタイブレークにもつれると、小田は先にリードしたものの、ヒュウェットが最後まで高い集中力を維持して逆転。6-7(5)と、小田はストレートで敗れ、2025年全仏オープンから続くグランドスラム連続優勝は「6」でストップ。男子では史上初の年間グランドスラムの偉業達成には届かなかった。

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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma