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2026.09.13

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「彼女は私より優れた選手だった」サバレンカ、大会3連覇と世界1位を逃すも前を向く「より強くなって戻ってくる」[全米オープン]

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サバレンカ、3連覇と世界1位を逃すも「さらに強くなって戻ってくる」


「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)女子シングルス決勝が現地9月12日に行われ、第1シードのアリーナ・サバレンカ(世界ランク1位)は、第2シードのエレナ・ルバキナ(カザフスタン/同2位)に4-6, 7-5, 2-6のフルセットで敗れ、全米オープン3連覇はあと一歩のところで潰えた。

【動画】サバレンカ、自慢のパワーを活かした強打→ドロップショット&決勝ハイライト

試合中のサバレンカは感情を剥き出しにして戦った。第1セット途中にミスからボールをスタジアムの外へ打ち上げて警告を受け、試合後にはラケットをコートに叩きつける場面も見られた。

不満をコート上で露わにした理由についてサバレンカは「グランドスラムの決勝で敗れ、3連覇を目指しているときに感情をコントロールするのは本当に難しい。内に溜め込んでいたら言葉も出なくなってしまうため、攻撃性と失望をすべて外に発散させたくて解き放った」と胸中を明かした。

第1セットを4-6で落としたサバレンカだったが、第2セットでは粘りを見せた。序盤に2度のブレークポイントを凌ぐと、第12ゲームでこの試合3度目のブレークチャンスを掴み、そのままセットを奪い返して意地を見せた。しかし、最終セットではルバキナの安定したラリー力に押され、要所でアンフォーストエラーを重ねて力尽きた。

敗戦後の記者会見に応じたサバレンカは、敗因について「今日の自分のプレーレベルには当然満足していないが、彼女のサービスは素晴らしかった。非常にアグレッシブで素晴らしいテニスを展開していた。単純に今日の彼女は私よりも優れたプレーヤーだった」と相手を称えた。

グランドスラム決勝での通算成績が4勝5敗となったことについて問われると、サバレンカは「考えすぎよ。私はただコートに出て、今日持っているもので全力を尽くして戦っただけ。十分ではなかった」と淡々と振り返った。

今大会、アーサー・アッシュ・スタジアムの観客はサバレンカへ温かい声援を送り続けた。完全アウェーの中で戦うことも多かったサバレンカは、観客のサポートについて「素晴らしい気分だった。ある瞬間には『自分がアメリカ人になったのではないか』と感じたほどだった。勝ってそのサポートをさらに感じたかった」と感謝と悔しさを口にした。

2024年10月から99週連続で維持してきた世界ランク1位の座をルバキナに譲ることとなった。サバレンカは連続首位記録について「99週?それは素晴らしいこと。エレナがそれを超えられるか見ものだ。彼女がこのようなプレーを続けたら、私は大変なことになる」と冗談を交えて報道陣の笑いを誘った。

敗戦の痛みを抱えながらも、王者はすでに前を見据えている。サバレンカは今後のモチベーションについて「全体的にはプレーしたレベルに満足すべきだし、この大会から得るものはたくさんある。経験が示す通り、私はより強くなって戻ってくるだけだし、今シーズンの教訓はすべて私を強くしてくれた。来年さらに良い仕事をするためのモチベーションになる」と語り、再び王座へ返り咲くことを誓った。


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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma