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2026.09.14

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ズベレフが全米オープン初制覇!全仏に続いてグランドスラム通算2勝目[全米オープン]

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ズベレフが全仏に続いて全米オープンも制覇!



「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)男子シングルス決勝が現地9月13日に行われ、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/世界ランク2位)は、第8シードのベン・シェルトン(アメリカ/同9位)を6-3, 7-6(2), 5-7, 6-2で破って大会初優勝を果たした。今年6月の全仏オープンに続き、グランドスラム通算2度目のタイトル獲得である。

【動画】シェルトンがダイブするも…ズベレフが大一番で見せたパッシングショット&ハイライト

第1セット、セカンドサーブでのポイント獲得に苦しんだズベレフだが、70%の確率で入れたファーストサーブではわずか1本しかポイントを失わずブレークポイントを握らせない。一方のシェルトンは、ブレークポイントで致命的なダブルフォールトを犯し、ズベレフが6-3でセットを先取する。

第2セットではシェルトンが度々リターンゲームでプレッシャーのかかる場面を迎えるものの、ピンチを凌いで観客を巻き込みタイブレークへ持ち込む。だが、ズベレフはストローク戦で一貫してプレッシャーをかけ続け、前線へ出るシェルトンを抑え込み、序盤で5-0とリードを奪って7-6(2)でセットを連取。全米オープン初制覇へあと1セットとした。

しかし、第3セットに入ると、それまでブレークポイントを与えず冷静なプレーを続けていたズベレフにミスが目立ち始め、隙を見せる展開に。前線への果敢なアプローチでショットの精度を上げてきたシェルトンに対し、第12ゲームで痛恨のミスを重ねたズベレフは、このセットを5-7で落とし、地元アメリカの熱狂的なファンとともにシェルトンに反撃の糸口を与えてしまう。

それでもズベレフは完全アウェーの中で崩れることはなかった。第4セット第1ゲームでブレークすると、シェルトンを左右に動かして体力を削る。第7ゲームで2度目のブレークに成功してリードを広げ、そのまま全仏オープンに続いてグランドスラム2度目のタイトルを手にした。

ズベレフはオープン化以降、同一年内でグランドスラム初優勝から2つのタイトルを獲得した史上4人目の男子選手となった。また、今回の優勝により、ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」の出場権を争うレースランキングでヤニック・シナー(イタリア)を抜いて首位に立っている。昨年の全豪オープンで3度目のグランドスラム決勝敗退を喫し涙を流した前年序盤から、劇的な飛躍を遂げるシーズンとなった。

一方、グランドスラム初の決勝に臨んだシェルトンは、準々決勝で前年王者のカルロス・アルカラス(スペイン/同3位)を5セットで破り、準決勝ではフランシス・ティアフォー(アメリカ/同12位)との同国対決を制して勝ち上がっていた。しかし、ズベレフとの対戦成績はこれで0勝5敗となり、2003年のアンディ・ロディック以来となるアメリカ人男子のグランドスラム制覇、1975年のアーサー・アッシュ以来となるアフリカ系アメリカ人男子の全米制覇には届かなかった。


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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma