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2026.10.10

選手情報

【ピンクリボンレディース】愛知が初戦から全勝で2年ぶり3度目の頂点に!激闘を制したメンバーが明かした絆

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愛知が岐阜を破って2年ぶり3度目の優勝


10月9日、日本女子テニス連盟(JLTF)が主催する「ピンクリボンレディーステニス大会」全国決勝大会(神奈川・荏原湘南スポーツセンター)の準々決勝から決勝が行われた。決勝では愛知が岐阜との接戦を制し、初戦から1試合も落とすことのない完全優勝で、2024年以来2年ぶり3度目の優勝を飾った。一方、敗れた岐阜も初の準優勝と見事な健闘を見せた。

【画像】「ピンクリボンレディーステニス大会」全国決勝大会 愛知 vs. 岐阜のギャラリー

乳がんの早期発見・早期治療を呼びかける「ピンクリボン運動」の啓発を目的に2003年から始まった本大会は、女子アマチュア最高峰の団体戦だ。各都道府県の代表として「一般の部」と「55歳以上の部」のダブルス2組がチームを組み、1勝1敗となった場合は混成ペアによる10ポイントタイブレーク形式の第3試合(決定戦)で勝敗を決する。

第23回となった今大会、8日の初日には激しいラリー戦で痙攣を起こす選手が出るなどタフな展開が繰り広げられた。その激闘を勝ち抜いた愛知(今泉陽子、荒川慶、佐藤夕子、福森未来)が、岐阜(永田寿子、倉知尚代、樫村亜希、和田葉子)を破って見事に頂点へと駆け上がった。

岐阜との決勝戦、一般の部(愛知:佐藤/福森、岐阜:樫村/和田)では、第2ゲームから第4ゲームまでディサイディングポイント(40-40)までもつれ込む接戦となった。しかし、この重要な局面をすべて奪取した愛知ペアが主導権を握る。佐藤の安定した配球と、福森の積極的なネットプレーがかみ合い、一気に8ゲームを連取。わずか36分で快勝を収めた。

続く55歳以上の部(愛知:今泉/荒川、岐阜:永田/倉知)は手に汗握る激闘となった。試合序盤、今泉/荒川が3ゲームを連取したものの、硬さの取れた永田/倉知に反撃を許し、5-7とリードを奪われる。6-7と相手のサービング・フォー・ザ・マッチまで追い詰められた愛知ペアだったが、ここから驚異的なしぶとさを発揮。土壇場でブレークバックして追いつくと、8-7でこの試合3度目のブレークに成功。9-7で鮮やかな逆転勝利を収め、チームの優勝を決めた。

大会後、見事な全勝優勝を果たした愛知代表の4人が喜びの声を寄せた。

「1人じゃできないこと。仲間にすごく恵まれました。ここの4人だけじゃなくて、今まで色んな人たちに助けてもらって本当に良かったと思います」とチームと周囲への感謝を語ったのは今泉。また、憧れの舞台で最高の結果を手にした荒川も「初めて憧れの全国大会に出場できて、一番良い結果を出せたのですごく嬉しく思ってます」と満面の笑みを浮かべた。

ほとんどの試合で自分たちのプレーを貫けたという福森は、遠方からの歓声が大きな原動力になったと振り返る。「遠いのに愛知からたくさん応援が駆けつけてくれて、それがすごい力になった。選手の力でありながら、応援のおかげでもあると思っています」と、現地に駆けつけた応援団とともに勝ち取った栄冠であることを強調した。

そして、今回の優勝の裏にはキャプテンの佐藤の強い想いとリーダーシップがあった。7年前に同大会に出場した際は2回戦敗退を喫しており、当時は全国大会に出られたことで満足していた自分があったという。「今回は(県予選で)優勝したときに『全国制覇します』って、みんなに圧をちょっとかけてついてきてもらいました(笑)」と佐藤が明かすと、チーム内に笑いが広がった。

県予選の優勝日に「出るだけじゃないんです」と宣言された荒川は、「『終わったー!全国大会行けるー!イエーイ!』と思ってたら『優勝』って言われて、『えっ』ってなりました(笑)。プレッシャーはかなりのものでしたけど、しっかりついていきました」と、当時の驚きとチームの強固な信頼関係を振り返った。

さらに本番でも、佐藤は「10ポイントタイブレークにはさせない」とチームにポジティブなプレッシャーをかけ続け、練習を重ねてきた成果を存分に発揮。「7年前に負けてから、これまで練習してもらった愛知の皆さんのおかげでもあるので本当に感謝して、またテニスを楽しく続けていきたい」と語る佐藤を中心に、強い想いと絆でプレッシャーを跳ね返した愛知チーム。価値ある「完全優勝」という形で大会史にその名を刻んだ。




<第23回ピンクリボンレディーステニス大会 by Admiral 全国決勝大会概要> 
●日時: 
2026年10月7日(木)9:00開会式、9:30試合開始 
2026年10月8日(金)9:00試合開始、15:00(予定)表彰式 

●会場:荏原湘南スポーツセンター(神奈川県藤沢市稲荷1-9-1) 

●種目:女子ダブルス(都道府県対抗団体戦) 

●競技方法: 
・一般の部および55歳以上の部の代表2組による団体戦 
・8ゲームマッチ(ノーアドバンテージ方式、8-8後は7ポイントタイブレーク) 
・1勝1敗の場合は、一般および55歳以上から各1名を選出した混成ペアによる第3試合(10ポイントタイブレーク)にて勝敗を決定 

●使用球:Wilson TRINITI





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写真:Tennis Classic