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2020.08.19

大会情報

全日本テニス選手権の開催が決定! 無観客で規模を縮小

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昨年優勝者の本玉真唯(写真左)と野口莉央

JTA(公益財団法人日本テニス協会)は、今年の「三菱 全日本テニス選手権」を無観客試合とし、大会規模を縮小して開催することを決定した。

試合種目は男女シングルス本戦のみとし、従来の64ドローから24もしくは32ドローに縮小。大会期間も10月28日(水)から11月1日(日)の5日間に設定され、“テニスの聖地”有明コロシアム及び有明テニスの森公園インドアコートで行う。

JTAは新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、選手や大会に関わる全ての人の健康と安全を守るため7月31日までJTAランキング対象大会の開催中止・延期を勧告。8月以降、こうした勧告が解除されたものの、楽天ジャパンオープンや花キューピットジャパンウイメンズオープンは中止を決定していた。

そうした中での開催決定について、JTAは「感染防止に関する知見が向上し、重症化を阻止するための医療面での対応に進展がみられること」や「同協会が承認したスペシャルテニスイベント『BEAT COVID-19 OPEN』での感染防止策に成果が得られたこと」、「政府もスポーツイベントの再開支援事業に乗り出し、多くの協賛企業やテニス関係団体からの理解を得られたこと」などを理由に、大会の開催が決定されたとしている。

また、感染症対策としては、各スポーツ団体作成のガイドラインを適用し、感染症制御対策チームを配備。大会開催2週間前からの選手・スタッフの体調チェックおよびPCR検査や来場時の検温とサーモグラフィーを設置、選手は指定ホテルに宿泊することなどの策を講じるとしている。

昨年大会では、男子は野口莉央(明治安田生命)、女子は本玉真唯(島津製作所)が、初優勝を飾っている。

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写真=中川和泉 Photos by Izumi Nakagawa