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2020.09.13

大会情報

上地結衣が3年連続準優勝で2冠ならず<USオープン13日目>

(c)Mike Lawrence/USTA

ディーデ・デグロート(オランダ/第1シード)
6-3 6-3
上地結衣(三井住友銀行/第2シード)

2018、2019年と2年連続でUSオープン車いすテニス優勝している世界ランキング1位のデグロートに上地が挑戦。

第1セットを3-6で落とした上地。デグロートのパワーに押され、なかなか攻めることができない。上地はセカンドサーブを狙われ、リターンに重いボールを打たれてしまう。逆に入れに行ったところをすかさず打ち込まれるポイントが多く見られた。

第2セットに入っても、その状況はなかなか打開できず、先にブレークされた上地に対し、逃げ切りを図るデグロート。中盤はお互いブレーク合戦となり、デグロートの4-3。これまで7回のサービスブレークを許していた上地は、3本連続のリターンエースを決められ、0-40とするもデュースまで挽回。だが、ここを踏ん張れず、ブレークされてしまい、そのままデグロートが突き放して、6-3で3年連続の優勝を決めた(8度目のグランドスラム優勝)。
この3年、12度行われたグランドスラムで8度の優勝。23歳の若手は車いすテニスの最強の女王と言っても過言ではない。

優勝セレモニーで上地は、「おめでとうデグロート。今日はあまり良くなかったけど、ここでプレーできてうれしいです。大会スポンサーやスタッフ、USA政府、来年もまたここに戻ってきたい」とコメントした。
チャンピオンのデグロートは、「ありがとうUSTA。この状況(コロナ渦)の中、テニスの試合ができたことに感謝します。スポンサーや大会関係者の皆さんの素晴らしいサポートがありました。また来年、満員の観客の中でお会いしましょう!」と、チャンピオンスピーチを終えた。
この2人の対戦は明日の女子ダブルス決勝でもあり、上地の活躍に期待したい。

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文=知花泰三(全米プロテニス協会公認指導員資格保持者)