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2020.09.26

大会情報

ナダルやティエム、錦織がいるボトムハーフは熾烈な戦い! <全仏オープン>

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13度目の優勝を目指すナダル

ボトムハーフに
強豪選手が集結!!

9月27日より開幕する全仏オープンのドローが24日発表。同大会史上最多となる13度目の優勝を目指す世界ランキング2位のラファエル・ナダル(スペイン)やドミニク・ティエム(オーストリア)、アンディ・マレー(イギリス)、スタン・ワウリンカ(スイス)らグランドスラマーが同じブロックに入る組み合わせとなった。

2005年大会で初出場してから全仏オープンでは通算93勝2敗という驚異的な成績を残しているナダル。今大会で優勝すれば、13度目の優勝ということだけでなく同一大会通算100勝も達成する。さらにロジャー・フェデラー(スイス)が持つグランドスラム最多勝に並ぶことになる。


USオープンでグランドスラム初優勝を遂げたティエム。2年連続の準優勝の壁を破ることができるか

同じボトムハーフには2018年と2019年の決勝で対戦し、今年のUSオープンで悲願のグランドスラム初制覇を成し遂げたドミニク・ティエム(オーストリア)が入っている。ナダルの最大のライバルと呼ぶべきティエムの初戦は、2014年USオープン覇者のマリン・チリッチ(クロアチア)。クレーコートを得意とする相手ではないが、初戦の相手としては厳しい相手であることは間違いない。

マレー対ワウリンカも
必見の戦いだ!


2017年の全仏オープン準決勝で死闘を演じたワウリンカとマレー。今大会はどのような戦いを見せてくれるか!? 写真=NBP

さらに、同じブロックでは、股関節の怪我から復帰したマレーとワウリンカが初戦でぶつかり合う1回戦とは思えない対戦カードもある。ともにグランドスラム3勝宇している両者は、2017年の同大会準決勝で対戦。4時間34分の死闘の末、ワウリンカが勝利している。

その他、USオープン準優勝の第6シード、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)もいる。全豪オープンでベスト4に入り、USオープンでも結果を残し、今大会でも脅威となることは間違いない。


8年連続10回目の出場となる錦織。復帰後初となるグランドスラムでどのようなプレーを見せるか!?

もちろん、日本の錦織圭(日清食品)も忘れてはいけない。昨年はジョー・ウィルフリード・ツォンガやブノワ・ペールら地元フランス勢を破り、ベスト8に進出。準々決勝ではナダルに敗れた。10度目の出場となる今大会で昨年の雪辱を晴らしてくれるにちがいない。

“クレーキング”ナダルを止めるものは現れるのか、それとも自らの記録を塗り替えるのか。注目だ。

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