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2017.07.20

メーカーズボイス

フェデラーが作ったPRO STAFFライン! その魅力を味わうべく編集部が試打!

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テニスクラシック編集長(広)
プロスタッフ 97LSはスピンが「イイ!」NXTは思ったとおり「イイ‼」
さらにエレメントは、予想以上に「イイ‼‼」

まずはその軽さ、振り抜きの良さを感じる。「PRO STAFF RF97 AUTOGRAPH」を使っている(使いこなしているとは言っていない)ので、50gの重量差は歴然だ。 打ってみて思うのは"オレ、これでもいいんじゃないか!?"ということ。プロスペックには憧れるけど、正直、いい体勢でないと使いこなせない。なら、プロスペックに近い「PRO STAFF 97LS」は、賢い選択だと思う。



さて、ナイロンのNXTだが、コレは嫌いな人はあまりいないはず。柔らかくもっちりボールを掴む感じは、PRO STAFFの打球感を助長してくれて気持チヨシ。さらに、Sラケはやっぱり思った以上に、スピンがかかるので、アウトかなーというボールがシュンと落ちる。
そして! ポリのエレメント。ビックリした!! 軟らかさは、まるでナイロン。だけど、飛びや音はポリなのだ。思った以上にスピンがかかるので、厚く当てる意識を強めると、わっ! と驚くボールが出る。フラットやスライス(厚め)のサーブなんかも、かなり気持ちよく打てる。この組み合わせは、イイ! 細谷さんの言うとおり、フレームとのバランスがバツグンなのだろう。

テニスクラシック編集部(川)
プロスタッフはやはり打球感が格別
エレメントとの組み合わせはすごい!これならば女性でも強打できるはず

290gという重量もあってか、軽く感じ、スイング速度もアップしたように感じた。そして、その分、スピンがかかるというのも打ってみての感想。そしてプロスタッフ特有の打球感は、「PRO STAFF 97LS」でも健在だ。
 まず、NXT(ナイロン)を張ったラケットを打ってみて、特徴として感じたのはいい意味でスイングなりのボールが打てるということ。スイング速度が早く感じるので思った以上に叩くこともできる。ベースのストリングとして、これはありだなと感じた。



そして、次にポリのエレメントを試打! まず感じたのは「すごく軟らかい」という感覚。ポリじゃないみたい、その分、ボレーやドロップショットなど、タッチ系のショットの距離感が出しやすく感じた。また、ボールをしっかりホールドし、スピンをかけられるので、生きたボールが打てるなと思う。これなら女性でも厚い当たりの強打が打ちやすいと思う。スピンもホールド感も、柔らかさもある。「PRO STAFF 97LS」×「エレメント」は、本当にオススメしたい組み合わせだと思う。

LINE UP


PRO STAFF 97LS
価格: 34,000円(税抜き)

フェイス面積: 97sq.inch
レングス: 27.0inch
Av.ウェイト: 290g
Av.バランス: 32.5cm
フレーム厚: 23.0mm
グリップ・サイズ: G1,G2
ストリング・パターン: 18×16
推奨テンション: 50-60p

ELEMENT 125 / 130
価格: 2,900円(税抜き) / オープン(リール)

素材: ポリ・エーテル・エーテル+ポリ・エーテル・ケトン
タイプ: モノ・フィラメント
ゲージ: 1.25mm
長さ: 12.2m / 200m(リール)
カラー: ブロンズ
MADE IN BELGIUM

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