ラグジュアリーさ、エレガントさを追求したモデルNew「エンブレムシリーズ」11月発売パフォーマンスにしても、デザインに関しても、ラグジュアリーさ、エレガントさを追究したモデル、それがNew「エンブレム<EMBLEM>」シリーズである。まず目を引くのは、細やかな細工がなされたコスメデザインだ。ホワイトとシルバーというツートーンで仕上げられたモデルであるが、細部を見るとシャフト部やフェイス部内側はグロス加工されている。プレーの中で、陽光を浴びてキラリと光る。そんなシーンがきっとあるはずだ。
そんな美白のフレームには “プリンス”ならではのテクノロジーが詰め込まれている。そのテーマは<優しさ>と紹介すべきだろう。易しさではない。このラケットを持つプレーヤーへの配慮が、凝縮されたモデルなのだ。120平方インチモデルと110平方インチモデルが、今回ラインナップされているが、そのどちらにも採用されているのが、“奇跡の素材”と呼ばれる「テキストリーム+トワロン」、そして、その素材を生かすテクノロジー「ATS<アンチトルクシステム>」である。 【一般者コメント】プリンス エンブレム インプレッション記事はこちら“テクノロジーのプリンス”を象徴する素材、技術をエンブレムにも採用
「テキストリーム+トワロン」は、いわゆるカーボン素材。どのメーカーも使うラケットの原料の一つだが、評価の高いラケットはやはり良質のカーボンを使用している。その点で、「テキストリーム」は“入手可能な中で最高のカーボン”と言われるほど、質が高いもの。ただ、それだけではテニスラケットのための最高の素材ではない。プリンスは、鋼鉄の5倍もの強度を持ちながら、しなやかで衝撃吸収性が高いスーパーアラミド繊維“トワロン”との融合をリクエスト。そうして完成したのが、薄くて軽いのに非常に強い“奇跡の素材”「テキストリーム+トワロン」なのだ。実は、この素材、テニス界では、プリンスのみが使用できるという権利を得ている。その特徴は、薄くても強度を高められるということ。だからこそ、グラム単位での調整が必要となるラケットに転用もしやすい。細かく言えば、パワーを上げるためにラケットを過度に太くする必要がないのだ(そのため、ラケットが硬くならない)。
さらに奇跡の素材を生かすための「ATS<アンチトルクシステム>」テクノロジーもある。フェイス部の10時・2時部分に「テキストリーム×トワロン」を使用することで、ラケット上部の剛性を強化。ボールの推進性、コントロール性を高めるだけでなく、面ブレを約3割減少(従来モデル比)させ、クリアな打球感で掴んで弾く特徴を生み出す。この2つのテクノロジーが、両モデルのベースにあると考えてほしい。
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