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2020.05.29

大会情報

全仏開催にディレクターが言及「もっと良くなれば期待できる」

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全仏オープンのトーナメント・ディレクターを務める元世界ランキング4位のギ・フォルジェが、元グランドスラム王者のビランデルやエナンとともに、アメリカのスポーツ専門チャンネル『ユーロスポーツ』に出演。9月に開催を予定している全仏オープンについて語った。

フォルジェは、「現状、イベントの開催については、肯定的になってきている。これがもっと良くなってくると(開催が)期待できると思う。そのために僕たちは政府と定期的に連絡を取り合っているよ」と発言。開催に向けてテニスの各運営団体のほか、政府とも協力していると明らかにした。
さらに、予定では、ハードコートのUSオープン終了後の1週間後となっているクレーコートの全仏オープンへの適応についても言及。「クレーへの適応は、時間がかかるもの。だから、ローラン・ギャロスの前にクレー大会を開催したいと思っている。しかし、今のところ何も承認されておらず、まだ道のりは長い」と、全仏オープンの前哨戦の開催を考えていることを明らかにした。

ちなみに全仏オープン会場は、この数年で大きく進化。昨年は新コート「シモーネ・マチュー」が完成し、今年はセンターコート「フィリップ・シャトリエ」に開閉式屋根が設置されることになっている。約4億ユーロ(約476億円)を投資しているという。「人々が新しいローラン・ギャロスを見てくれることにワクワクしている」と言うトーナメント・ディレクター。果たして、“赤土の聖地”での開催は実現するのだろうか。

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写真=石塚康隆 Photos by Yasutaka Ishizuka