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2020.12.14

選手情報

モンフィスが明かすティエムの強さの秘訣とは?

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6戦全敗のモンフィスが
ティエムを「ナダルのようだ」と絶賛!

世界ランキング11位のガエル・モンフィス(フランス)が、フランスのYouTubeチャンネル『Winamax』に出演し、同3位のドミニク・ティエム(オーストリア)のプレーについて「ナダルのようだ」と高く評価した。

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今年2月、ATP250モンペリエ大会とATP500ロッテルダム大会で2週連続優勝を果たし、好調をアピールしていたモンフィス。しかし、ツアー再開後に出場した4大会では、すべて1回戦敗退と残念な結果のままシーズンを終えた。

すでに来シーズンに向けた練習を再開させているモンフィスは、動画内でUSオープンでグランドスラム初優勝したティエムについて言及。過去6戦全敗の苦手な相手を分析した。

「彼は全豪オープンで決勝に進出し、USオープンでも優勝。全仏オープンではすでに2度も決勝に進出している。来年には彼の立ち位置を確認することができるのは明らかだ」と、この数年で大きく飛躍し、ティエムが残してきた実績を高く評価した。

中でもモンフィスの印象に残っているのが、ティエムの一球にかける思いだ。「彼の強いところは、一球ごと、ポイントごとに集中し、相手に与えるフィジカルの密度が印象的だ」と、ラリー中は常にプレッシャーをかけられるという。
さらに、「前に出ているときにそれを攻略するのは、とても難しいんだ。それが印象的だったし、まるでナダルのようだ」と、レジェンドプレーヤーと同様のレベルでティエムがプレーしてくるとした。

技術だけでなく、一球一球を雑に扱うことなく丁寧にプレーし、相手にプレッシャーを与えるティエム。来シーズンのプレーが速く見たいところだ。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma