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2021.02.02

選手情報

大坂なおみの今季初戦は、ストレートの快勝! 「緊張していた」と本音も吐露

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大坂なおみが世界53位を圧倒
絶好のスタートを切る

「ギプスランド・トロフィー」(オーストラリア・メルボルン/WTA500)に第2シードとして出場している世界ランキング3位の大坂なおみ(日清食品)は2月2日、世界53位のアリーゼ・コルネ(フランス)を6-2、6-2で破り、今シーズン初勝利。試合後の会見で大坂は、勝利を喜ぶとともに「ポジティブでいられた」と語った。

【動画】大坂なおみが世界53位を圧倒! ストレートで勝利

昨年優勝したUSオープン以来となる公式戦に臨んだ大坂は、試合序盤から安定したプレーを披露。相手にブレークポイントすら与えず、第1セットを先取すると、第2セットに入っても大坂の勢いは衰えず、2度のブレークチャンスをものにして完勝した。

試合後の会見で大坂は、「ニューヨークでの決勝以来、(公式戦で)試合をしていなかったので緊張していた。でも、試合を通してポジティブに戦うことができて本当に良かった」と語り、約4ヵ月ぶりに出場した公式戦での勝利に喜んだ。メルボルンのコートで、というのも大坂にとって良かったのかもしれない。それというのも、USオープン2018でグランドスラム初優勝を果たし、プレッシャーの中で迎えた翌年の全豪オープンで見事2つ目のタイトルを奪取した場所だからだ。

「ここでは良い思い出がたくさんある。ワクワクしているわ。でも、私たちはまだグランドスラムにいない。試合を重ねるごとに集中していきたい」と気を引き締めた。

3回戦の相手は、第14シードのコリ・ガウフ(アメリカ)を3-6、7-5、6-2のフルセットで下した世界371位のケイティー・ボールター(イギリス)。2018年に2度対戦しており、いずれも大坂がストレートで勝利している。

大坂は、「ウィンブルドンで対戦したことを覚えているわ。彼女がいい選手だったのを知っているし、ケガから戻ってきたと聞いて、彼女とプレーするのを楽しみにしている。同じくらいの年齢の選手とプレーするのは本当に楽しいわ。みんな同じ目標を持っている気がするからね」と3回戦を楽しみにした。

大坂とボールターの試合は、2月3日のマーガレット・コート・アリーナ第1試合(日本時間9時試合開始)に予定されている。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma