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2021.02.07

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大坂なおみ、森会長“女性蔑視”発言に「本当に無知な話」と意見

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©︎Tennis Australia

前哨戦棄権に至った肩は「2018年に感じた違和感と同じ」

前日の記者会見で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言について、「そういう質問が来るかもと言われていたけど、まだ読んでいません。今夜読むと思うので、明日、聞いてみてください」と語っていた大坂なおみ(日清食品)が、2月6日、改めてこの問題にコメントした。

まず「コメントを見ました。いいものだとは思わなかったのと、発言の裏にあるものを知りたいなと思いました。周囲の人の見解も知りたいですね」と語った大坂。続けて“辞任すべきと思うか?”と質問されると「私はテニス選手。だから、んー…わおという感じ。興味深い話を投げられたな、“辞任すべきと思うか?”ですか。(森会長は)もっと知識を持つべきだったと思います。本当に無知な話だなと思います。記者会見で言ったのか、それともプライベートな場だったのか、そこまでしっかり読んでなかったので、よくわかりませんね。辞任すべき状況なのか、それとも彼が言った正しくない言葉を人々に理解させる必要があるだけなのか」と意見を語った。

【動画】記者会見でNo.1の重要性について聞かれた大坂なおみ

「ギプスランド・トロフィー」(WTA500)の準決勝を棄権した原因の“肩”については、「ショットしていて、2018年に北京で感じたような違和感があったの。それがまた来たという感じです。連日試合をしていたからというのもあると思います。全豪までに十分休みたいなと思います。(月曜日に初戦が組まれたから棄権?)それもあります。いつもならグランドスラムの前の週は大会に出ないので。ただ、プレーできなかったのはちょっと残念です。でも、正しい決断をしたと思っています」と、それほど大きな問題ではなく、調整という意味が大きいことを語っている。

大坂の全豪オープン初戦は、2月8日(月)、センターコート第1試合(試合開始日本時間9時)に予定されている。対戦相手のアナスタシア・パブリチェンコワ(ロシア/同39位)とは過去1勝1敗。直近では、2019年の「東レ パン パシフィック オープンテニス」の決勝で対戦し、6-2、6-3で勝利。タイトルを獲得している。2回戦以降のシード勢では、3回戦で第27シードのオンス・ジャバー(チュニジア)、4回戦で昨年の準優勝者で第14シードのガルビネ・ムグルザ(スペイン)、準々決勝で第8シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)らとの対戦が予想される。

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