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2021.02.10

大会情報

ジョコビッチが世界64位に苦戦も全豪オープン14度目の3回戦進出

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全豪オープン史上最多9度目の
優勝を狙うジョコビッチ

全豪オープン大会3日目、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、同64位のフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦し、6-3、6(3)-7、7-6(2)、6-3、数字以上に苦しい試合をものにした。これで全豪オープン77勝目となり、同大会14度目となる3回戦進出を果たした。

【動画】N.ジョコビッチ vs. F.ティアフォー マッチハイライト

全豪オープン史上最多9度目の頂点を狙うジョコビッチは、第1セット、互いに1ブレークずつした第8ゲームで2度目のブレークに成功。先にセットを奪った。しかし、第2セットではブレークチャンスを掴むものの、ティアフォーのサービスゲームを破ることはできずにタイブレークへ突入。ここでジョコビッチにミスが生まれ、セットを奪われた。

だが、そこから切り替えた世界No.1の戦いは見事だった。第3セットでは先にリードを奪ったジョコビッチは、しつこく粘るティアフォーに追いつかれたが、2度目のタイブレークでは、攻撃的なプレーを見せてセットを奪取。第4セットでも、なかなかブレークできない時間が続いたが、ティアフォーの集中が切れたのと同時にプレーの質を高めてブレークに成功。一気に4ゲームを連取して、勝負を決めた。試合時間は3時間30分だった。

試合後には、「厳しいコンディションだった。とても暑かった」と体力的に難しいものがあったとコメントしたジョコビッチ。加えて、「彼のバックハンドをブレークするのは難しかった。いろいろやろうとしてオープンコートを作ろうとしたけど彼は動じなかった。安定していて、とてもクイックな選手で、次に何が来るか予測ができないんだ」とティアフォーのプレーが想像以上に良かったと苦戦の理由を明かした。

※ランキングは2月8日現在

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma