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2021.02.12

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カナダの若手対決! オジェ・アリアシムがシャポバロフをストレートで下す

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オジェ・アリアシムが安定したプレーでシャポバロフを撃破

2月12日、全豪オープンの男子シングルス3回戦で世界ランキング19位のフィリックス・オジェ・アリアシムが、同12位のデニス・シャポバロフを7-5、7-5、6-3のストレートで下し、カナダ人対決を制した。

【動画】F.オジェ・アリアシム vs. D.シャポバロフ マッチハイライト

両者は、同年代でカナダのみならず、今後テニス界を担う存在として期待されている。両者の年齢1歳違いだが、ジュニア時代から切磋琢磨してきたライバルであり、親友。2014年のUSオープンジュニアではペアを組んで優勝を果たしている。

試合序盤、先にブレークされたオジェ・アリアシムだったが、次のゲームでシャポバロフにアンフォーストエラーが重なり、ラブゲームでブレークバックに成功。シャポバロフの流れは止まったのかもしれない。オジェ・アリアシムは、その後も堅実にプレー。第12ゲームで再びブレークに成功し、7-5でセットを奪った。

巻き返しを図りたいシャポバロフは、その後も果敢に攻撃を続けるも、ミスの少ないプレーを見せるオジェ・アリアシムの牙城を崩すことができず。ストレートでオジェ・アリアシムが勝利を収めた。

グランドスラムで自己最高と並ぶ4回戦へ進んだオジェ・アリアシムは、「簡単ではなかった。彼は素晴らしい選手だし、良いプレーをしている。今年初めのヤニック(・シナー)との試合を見たが素晴らしい試合だった。チャレンジだったからこんな風に3セットで勝てたことを大きな意味がある」とライバルからの勝利を手放しで喜んだ。さらに、「自分のレベル、自信にとって良いこと。ここからさらに上を目指して頑張りたい」とこの試合を糧に、グランドスラム8強を狙うとした。

4回戦では、世界9位のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)をストレートで破った、予選勝者のアスラン・カラツェフ(ロシア)と対戦が決まっている。

一方、シャポバロフは「今日の彼のサーブはとても良かった。リターンもたくさんコートに入れていたし、全体的に堅実にプレーしていたと思う。彼は調子もいいし、素晴らしい試合をしている。僕にとって驚きはないよ」とオジェ・アリアシムの勝利を称賛。試合を通して、シャポバロフはウィナー数(19本)の倍近い37本のアンフォーストエラー、そしてファーストサーブのポイント獲得率も57%とリズムを作ることができなかった。

※ランキングは2月8日現在

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