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2021.02.24

大会情報

プロテニスリーグのプレイベントが開催! 「おしゃべり&移動OK」誰でも気軽にテニス観戦を楽しめる

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テニスで盛り上がるのは
大学のリーグ戦やインターハイなど団体戦!


男女の団体戦形式という点もポイント。「テニスの醍醐味は、やはり団体戦。選手に思い出に残る試合や燃えた試合を聞くと、大学のときのリーグ戦やインターハイだということをよく聞くので、男女混合の団体戦という新しい形にしました」と河合氏が言うように、実際に、ポイントが決まるたびにベンチにいる選手も観客も一体となって盛り上がりを見せていた。


ファンにとっては足を運んでみたくなる試合だが、プレーする選手はどのように捉えているのか。参加した美濃越舞はプロテニスリーグについてこう話した。

「選手にとって、このようなリーグができるのはとてもありがたいです。プロになりたくても、高校を卒業して自力でスポンサーを見つけるのはとても大変なことです。また、プロになるための道標が協会などから示されているわけでもありません。こうしたリーグが実現すれば、プロへの入り口がとても広くなるのではないかと感じています。このリーグで力をつけてから世界を回ることもできますし、活躍できればスポンサーも見つけやすくなると思います。テニス界全体の底上げにもつながるような活動になるのではないでしょうか」

コロナ禍でどの企業も大変な状況のなか、これからプロを目指す選手にとっては厳しい状況だが、そうした課題解決のためにもプロテニスリーグの存在に期待が寄せられている。

2022年4月の本開催を目指しているというプロテニスリーグ。今回のイベントではコロナ禍で飲食の提供はできなかったが、試合中にビールを飲んだり食事を楽しめるようなプランも考えているという。「ファンを含めて、選手やテニス業界の人たちみんなと一緒につくりあげていきたい」(河合氏)と言うように、今回のイベントを受けて、さらにブラッシュアップさせていく予定だ。まだ動き始めたばかりのプロテニスリーグ。ぜひ今後の動向に注目してみてほしい。

一般社団法人プロテニスリーグ機構
https://www.ptl.or.jp/


《チーム名と出場選手名》
●TEAM GYODA EREK
江原弘泰(エキスパートパワーシズオカ)※キャプテン
穂積絵莉(日本住宅ローン)
片山 翔(伊予銀行)
澤柳璃子(リンクスエステート)

●TEAM Fujisawa GYME
添田 豪(GODAI)※キャプテン
美濃越 舞(安藤証券)
望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)
林 恵里奈(福井県スポーツ協会)
※試合は、5勝0敗でGYODA EREKの勝利。詳細はプロテニスリーグ機構にアクセスを

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写真=松村健人(NBP) Photos by Takehito Matsumura

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