close

2021.03.08

大会情報

ルブレフがATP500歴代3位の20連勝、「ABNアムロ世界テニス・トーナメント」で優勝を果たす

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

ルブレフは第2セット
ブレークチャンスを与えずに優勝

ATP500「ABNアムロ世界テニス・トーナメント」(オランダ・アムステルダム)最終日、シングルス決勝が行われ、第4シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア/世界ランク8位)が、7-6(4)、6-4で同59位のマートン・フクソービッチ(ハンガリー)を下して優勝を果たした。これでルブレフは、ATP500大会20連勝 (2020年ハンブルク大会1回戦より現在まで)。キャリア8度目の優勝となった。

【動画】ルブレフvs.フクソービッチ決勝ハイライト


第1セット、ルブレフは3度、フクソービッチは4度、ブレークチャンスを得たが、共にものにできず。キープ続きでタイブレークへ。そのタイブレークで、先にミニブレークを許したのは今大会サーブが調子よかったフクソービッチだった。3本落として7-4、ルブレフがセットを先取する。

セットを失ったショックもあったのかもしれない。第2セット第1ゲーム、ルブレフからプレッシャーを受けるといきなりブレークを許す。その後は、なんとかキープを続けたが、チャンスあらば強打してくるルブレフのテニスに隙がなかった。ブレークチャンスを1度も与えることなく、ルブレフがキャリア8勝目、ATP500で4度目となる優勝を果たした。


予選から決勝進出を果たしたフクソービッチだったが、優勝はならず


試合後、「本当に素晴らしい1週間だった。この1年半は、ずっと素晴らしい時間を過ごせている。このレベルの調子、戦いをできればトップ10でありつづけられる。(今大会、連勝記録を) メディアが16連勝、17連勝、18連勝と伝えるまでは、自分では考えてもいなかった。あまり多くの選手ができていない記録ということで、とてもうれしく思う」と語ったルブレフ。自身も語るとおり、2020年シーズンからの記録は、54勝11勝(勝率83.1%)、6タイトルと素晴らしいものになっている。

ATP500連勝記録(2009年以来)
No. プレーヤー:連勝記録(記録年)
1 ロジャー・フェデラー(スイス) :28連勝(2014〜2016年)
2 アンディ・マレー(イギリス):21連勝(2016〜2017年)
3 アンドレイ・ルブレフ(ロシア):20連勝(2020年〜継続中)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録