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2021.03.14

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ムグルザが約1年11ヵ月ぶりのツアー優勝! 今季最多の18勝目挙げる

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世界63位下し、ムグルザが今季初優勝飾る

「ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/WTA1000)最終日、シングルス決勝が行われ、世界ランキング16位のガルビネ・ムグルザ(スペイン)が、同63位のバルボラ・クレチコワ(チェコ)を7-6(6)、6-3のストレートで下し、ツアー8勝目を挙げた。

【動画】ムグルザが約1年11ヵ月ぶりにツアー優勝! マッチハイライト

2月の「ヤラ・バレー・クラシック」(オーストラリア・メルボルン/WTA500)と先週の「カタール・トータル・オープン」(カタール・ドーハ/WTA500)で準優勝だったムグルザ。今大会では、準々決勝で第3シードのアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)、準決勝で第10シードのエリーゼ・メルテンス(ベルギー)を破り決勝に進出していた。


第1セットの6-5、0-40として3度のセットポイントを握ったものの、これを逃したムグルザは、その後のタイブレークでクレチコワにセットポイントを握られてしまう。これをしのいでセットを奪取。第2セットでも先にリードを奪ったムグルザがそのままストレートで優勝を手にした。

試合後、「とても難しい試合だった。彼女とのフィーリングが合わなかったし、一緒に練習をしたこともなければプレーもしたこともなかった。第1セットではとても苦労した。差はわずか1ポイントだったが、取れて本当に良かった」と振り返ったムグルザ。「コートに出るたびに自分がトロフィーを手にすることができる選手だと信じていたわ。今週はそれが証明できた。良いときも悪いときもそう信じてきたわ」と久しぶりのタイトル獲得を喜んだ。

ムグルザのツアー優勝は、2019年4月以来となる約1年11ヵ月ぶり。今シーズンの勝利数は、WTAツアーで最も多い18勝目を挙げた。

一方、敗れたクレチコワは「確かにがっかりしているわ。だって、このようなチャンピオンと接戦を演じたんだからね。でも、明日、目を覚ませば、自分は良くやったと思うし、この1週間で多くのことを学んだ。もっと頑張ろうという気持ちになるわ」と語った。

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