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2021.03.26

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オジェ・アリアシム、2019年のマイアミOPでの快進撃を振り返り「特別だった」

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第11シードとして出場するオジェ・アリアシム
「良い準備をすることができた」


3月26日、ATP公式サイトは、世界ランキング18位のフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)のインタビューを掲載。2019年の同大会で見せた快進撃を振り返り、ATPマスターズ1000で勝つことの難しさを知ったと語った。

【動画】シングルスを前にダブルスで勝利を挙げたオジェ・アリアシム

現在開催中の「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATP1000)の2019年大会時には、18歳にしてすでにトップ100位に入っており、世界ランキング57位に位置していたオジェ・アリアシム。予選からの出場し、一気に7連勝を飾り、準決勝へ進出。残念ながら、準決勝でジョン・イズナー(アメリカ)に6(1)-7、6(5)-7の接戦で敗れ、ベスト4に終わったものの、見事な快進撃を見せた。

その時のことをオジェ・アリアシムは、「特別だったよ。今の自分は、2年前よりも感銘を受けているよ。マスターズ1000の準決勝に進出するのがいかに難しいかを知っているからさ。その時は、今後2、3年のうちに2、3勝できると思っていたが、『そんなに簡単なことではないんだ』と気づいたよ」とコメント。

さらに、「その時は悔しかったし、そのあとの数ヵ月には辛い思い出だった。なぜなら両セットともチャンスがあったからね。最後は厳しい敗戦となったが、素晴らしい試合と大会のいい思い出になった」と振り返った。

同大会をきっかけに、2019年10月にはキャリア最高ランキングとなる17位を記録したオジェ・アリアシムは、その後も安定した戦いを見せ、2年ぶりにマイアミに帰ってきた。

「いい感じだよ。第一に体と心が健康で、フレッシュな気分だ。今年は自分の周りに良い環境が整っていて、良い準備をすることができた。このポジションにいるために努力してきたよ」(オジェ・アリアシム)と今大会での活躍を意気込みを語っている。

今大会、第11シードとして出場しており、2回戦では、世界74位のピエール・ユーグ・エルベール(フランス)と対戦する。相性の良い今大会で、再び快進撃を見せることができるか期待がかかる。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma