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2021.04.01

選手情報

世界4位のティエムがATPマスターズ1000モンテカルロ大会の欠場を発表

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ティエム、得意のクレーコート大会を欠場
「100%の準備ができていない」

3月31日、世界ランキング4位のドミニク・ティエム(オーストリア)は、自身のホームページで4月11日に開幕する「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(モナコ・モンテカルロ/ATPマスターズ1000)を欠場することを発表した。

【動画】ドミニク・ティエム2020年ハイライト集

“クレーキング”と称される世界ランキング3位のラファエル・ナダル(スペイン)の座を、近年、脅かす存在となっているティエム。キャリア通算17度の優勝のうち、10勝をクレーコートで挙げており、2018年から2年連続で全仏オープンの決勝の舞台に進むなどクレーでの結果も残している。

だが、ティエムにとって今年のクレーコートシーズンは難しいものとなるかもしれない。
ATP250ドーハ大会の準々決勝で敗れたティエムは、試合後に慢性的な足のケガに悩まされていることを告白。ATP500ドバイ大会では、第1シードながら2回戦で敗れた。また、現在開催中の「マイアミ・オープン」も欠場し、クレーコートシーズンに照準を合わせるとしていた。

そのクレーコートでの初戦として出場を予定していたのが、今回欠場を発表したATPマスターズ1000モンテカルロ大会。だが、「ドーハとドバイの後、僕は休む必要があった。まだ100%の準備ができていないんだ。残念ながらモンテカルロでプレーしたかったが、うまくいかなかった」とコンディション不良のため欠場することを明らかに。母国オーストリアでトレーニングを行うとしており、「激しい数週間が僕を待っている」と綴っている。

また現状では、4月19日にセルビア・ベオグラードで行われる「セルビア・オープン」(ATP250)にはエントリーしているものの、参加するかどうかはいまだ未定。5月2日から始まる「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/ATPマスターズ1000)でコートに戻る可能性が高いと明かしている。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma