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2021.03.31

選手情報

大坂なおみの対戦相手、サッカリーはツアー中断期間にパワーアップしていた[マイアミ・オープン]

大坂戦に向けて「私は自分を信じている」と語ったサッカリー

172cmと身長はさほどでもないものの、筋肉質な体からパワフルなサーブ、ショットを繰り出すマリア・サッカリー(ギリシャ/同25位)。「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)の第23シードとして、現地3月31日13時(日本時間深夜2時)から世界ランク2位で第2シードの大坂なおみ(日清食品)と対戦する。

【動画】4回戦6度のマッチポイントを握られながら勝利したサッカリー


29日、4回戦で対戦した第29シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ/同33位)との試合では、計6度のマッチポイントを握られながら、6-4、2-6、7-6(8)で勝利。その試合後、サッカリーは、大坂戦に向けて「(大坂)なおみとの試合は、非常にタフなものになると思う。明日が休みでよかった。(今大会は)素晴らしいテニスができているように感じている。彼女は、誰にとっても非常にタフな相手。だけど私は自分を信じている」と語っている。

“素晴らしいテニスができているように感じている”と語るサッカリー。コーチのトム・ヒルによると、上達に関して非常に貪欲な選手なんだという。
「マリアのどこが素晴らしいか? 絶対に満足しないということだ。とにかくより強くなる術を常に探している。普通ならトップ20に入ったら、素晴らしい成果だ。ところが、彼女はそれでは飽き足らないんだ。私と彼女の間には、信頼と信用がある。彼女は、変化に対してオープンマインドで何かを見つけたら、とことんやり込む。だから、今の姿がある」とヒルコーチは、サッカリーを絶賛している。

一つのきっかけとなったのは、2020年のパンデミックによるツアー中断期間だという。その期間に鍛えたという一つが、サーブ。サッカリーはその時を「サーブに手を加えて初めて、私は自分が持っている力を使っていないことに気づいた。ジムでの成果を生かしていなかった。一番は、足でしっかり地面を押していなかったということ。スイングにも技術的な問題があった。身長(172cm)は高くないけれど、足を使えば176cmくらいの選手の高さになるしね」と語っている。

2020年シーズンに限っていえば、中断前、サービスエースは1試合平均2.96本だった。それがツアー再開後は、4.86本と大幅にアップしているのだから、トレーニングの成果も感じているのだろう。さらに、その中断期間、コーチから自分の試合をチェックさせられたのだという。それで「自分が重いボールを打てるということに気づいたの。(ストロークでも)パワーを正しく使っていなかった」とサッカリー。できるかぎり、踏み込んで強いショットを打つ、今の姿は、昨年アップデートされたわけだ。

もちろん、強打では大坂も負けてはいない。上り調子で今、自信に満ちているサッカリーとの対戦。激しい打ち合いになることは間違いなさそうだ。


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