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2021.03.31

選手情報

大坂なおみ、今大会初のベスト4に向けて今晩サッカリーと対戦[マイアミ・オープン]

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準々決勝の相手は
過去3勝1敗のサッカリー


「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)は、現地3月31日のオーダー・オブ・プレー(試合予定)を発表。世界ランク2位で第2シードの大坂なおみ(日清食品)の準々決勝は、グランドスタンド第1試合に組まれ、現地13時(日本時間深夜2時)から、第23シードのマリア・サッカリー(ギリシャ/同25位)と対戦する。サッカリーとは過去4度対戦して3勝1敗。2019年バーミンガム大会、2020年ブリスベン大会と最近2試合は連勝しているが、いずれもフルセットでの勝利となっている。

【画像】マイアミ・オープン3/31オーダー・オブ・プレー(試合予定)


今大会、大坂は、初戦となる2回戦で同77位のアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)に7-6(3)、6-4で勝利。そして続く3回戦は、対戦相手ニーナ・ストヤノビッチ(セルビア/同95位)の棄権により不戦勝。今大会で初の3回戦突破を果たし、昨朝の4回戦では第16シードのエリーゼ・メルテンス(ベルギー/同17位)と対戦し、6-3、6-3で勝利して準々決勝進出を果たした。勝利こそしているが、トムヤノビッチ戦、メルテンス戦ともに突如ストロークが乱れる局面もあり、そこは気がかりである。



大坂が準々決勝で対戦するマリア・サッカリー


自己最高ランキング20位のサッカリーは、サーブ、ストローク共にパワーが持ち味。4回戦の第29シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ/同33位)戦では、計6度のマッチポイントを凌ぎながら勝利するなど、メンタル面でも粘り強さを持ち合わせている。
今大会、サッカリーは初戦の2回戦でアランツァ・ルス(オランダ/同84位)に6-2、6-3で勝利。続いて3回戦ではリュドミラ・サムソノワ(ロシア/同126位)に6-0、6-1で勝利。そして4回戦でペグラを下している。

今週、WTAはランキングのポイント集計の調整を発表。今大会、世界ランク1位で第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)は、すでに準決勝進出を決めているが、もし彼女が決勝に出場しない場合、大坂が今大会を制すれば、世界ランク1位に返り咲くことが決まっている。

4回戦後、「マイアミは、お気に入りの大会の一つ。だけど、これまでは残念なことに2週目に到達はできなかった。だけど、(今大会)私はまだ勝ち残っている。今回はうまくいくといいなと思う」と語っている大坂。世界ランク1位の座については、“今はそれよりも今大会を戦うこと”と語っている。連勝記録を24(棄権を除く)に伸ばすことができるか。現地13時(日本時間深夜2時)から行われるサッカリー戦が楽しみである。


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