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2021.03.30

選手情報

<一問一答>錦織圭が世界5位のチチパスにフルセットで敗戦。マイアミOP16強ならず「いいプレーが続かなかった」

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錦織圭、約2年5ヵ月ぶりのトップ10から勝利ならず

3月29日、「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATP1000)シングルス3回戦、世界ランキング39位の錦織圭(日清食品)は、同5位のステファノス・チチパス(ギリシャ)に3-6、6-3、1-6で敗れ、2018年「Nitto ATPファイナルズ」ラウンドロビンのロジャー・フェデラー戦以来となるトップ10からの勝利とはならなかった。

【動画】錦織圭がチチパスとフルセットの熱戦! 3回戦ハイライト

今大会、初戦となる2回戦で世界59位のアルヤズ・ベデネ(スロベニア)を2時間50分の激闘の末に下した錦織。この日の試合では、第1セットこそ奪われたものの、第2セットではテンポの速い攻撃的なプレーで奪い返した。それでも疲れが見えてきたファイナルセットでは、2度のブレークを許し、フルセットで敗れた。

試合後の会見で錦織は、ナイトセッションでも蒸し暑い天候に「体力的にきつかった。粘ったプレーが出せなかった」と悔しさをにじませたが、「自分の目指すべきプレーができた」と手応えも感じたと語った。

以下、会見での錦織の一問一答である。

Q.第3セットはミスも早くなってしまった。体力的や集中力の部分でしょうか?

「両方かなと思います。今日はなるべく攻撃的にプレーしようと思ったので、あんまり下がらず、ベースラインでラリーをしたいと思ってプレーしていたので、それができたのが第2セット。自分の中でいっぱいいっぱいになっていたのもあり、体力的にきつかったのもあり、第3セットの最初の集中力が入らなかった。プラス、長いラリーで焦ってしまう場面とかがファイナルセットは出てしまったかなと思います。粘ったプレーというのが出せなかったですね」

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma

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