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2021.04.07

選手情報

日比野菜緒は世界110位にストレートで敗戦[ボルボ・カーOP]

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日比野菜緒がストレートの初戦敗退
全豪オープン以来の勝利挙げられず

「ボルボ・カー・オープン」(アメリカ・チャールストン/WTA500)シングルス1回戦、世界ランキング86位の日比野菜緒(ブラス)は、同110位のルドゥミラ・サムソノワ(ロシア)と対戦。2-6、1-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。

【ドロー】ボルボ・カー・オープン 女子シングルス

相手のサムソノワは身長180cmの体格を生かした力強いショットで押してくるプレースタイル。それに対し、日比野はどこまで粘り強くプレーできるかが試合のカギになった。

第1セット互いにキープを続けた第5ゲーム、3本のブレークポイントを手にした日比野だったが、これをサムソノワに押し切られてキープされると、第6ゲームでピンチを迎えてしまう。30-0からブレークポイントを握られると、しっかりとラケットを振り切ってくるサムソノワにこの試合初めてのブレークを許す。その後、丁寧なショットを見せるサムソノワに第8ゲームもブレークされ、第1セットを2-6で落とした。

流れを変えたい日比野だったが、第2セットに入ってもサムソノワの強打に苦しむ。2度のブレークを許し、第1セットから9ゲーム連続で奪われる0-5に。ラリー戦で相手を揺さぶり、ドロップショットを決める場面も見せた日比野は、第6ゲームをキープしたものの、最後までサムソノワの強打を崩すことができず、ストレートで敗れた。

今大会で5大会連続で初戦敗退となった日比野。なかなか勝利をもぎ取れない日々が続くが、クレーコート・シーズンも始まったばかり。これからのプレーに期待したい。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma