close

2021.04.13

選手情報

日比野菜緒が土居美咲との日本人対決制す! 3時間超の試合に両者、痙攣し途中棄権で試合終了[MUSCヘルス女子オープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

日比野菜緒が3時間超の死闘で6大会ぶりに勝利

「MUSCヘルス女子オープン」(アメリカ・チャールストン/WTA250)シングルス1回戦、第5シードの土居美咲(ミキハウス/世界78位)と日比野菜緒(ブラス/同88位)の日本人同士が対戦。7-5、5-7で迎えたファイナルセットのタイブレークで土居が棄権し、日比野が6大会ぶりに勝利を挙げ、2回戦進出を果たした。

【動画】日比野が日本人対決制す! 3時間超の死闘に土居美咲が痙攣で途中棄権

両者は2019年の「花キューピット・オープン」(日本・広島/WTA250)決勝で対戦しており、その時は、日比野が6-3、6-2で勝利。優勝を飾っている。

この日の試合では、第1セットを奪った日比野が勢いに乗り、日比野は第2セット開始からリターンゲームで果敢に攻撃し、3ゲームを連取する。だが、土居の反撃がここから始まる。5-2の第8ゲーム、日比野のサービング・フォー・ザ・マッチでブレークすると、4-5の第10ゲームには2本のマッチポイントをしのいで、ブレークに成功。土壇場で追いつくと、第12ゲームもブレークし、5ゲームを連取してセットを奪い返した。

ファイナルセット、第1ゲームで日比野がラブゲームでブレークしたが、第3ゲームで土居が10分以上かけてサービスキープ。疲れから日比野の動きが止まってしまうと、土居が5ゲームを連取した。5-2の第8ゲームには、0-40としマッチポイントを奪った土居。だが、そこからデュースになると、土居も足が痙攣しまともに歩けない状態に。このゲームをキープした日比野に第9ゲームをブレークされてしまい、試合はタイブレークに突入した。その最初のポイント、サーブを放った土居はボールを追うことができず、無念のリタイアを決断。日比野が2回戦進出を決めた。3時間9分というロングマッチだった。

勝利した日比野は、2回戦でクリスティー・アン(アメリカ/世界122位)とフランチェスカ・ディ・ロレンゾ(アメリカ/世界151位)の勝者と対戦する。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録