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2021.04.14

選手情報

フォニーニ、“生まれ故郷同様”のモンテカルロで初戦を85分の快勝!! [ロレックス・モンテカルロ・マスターズ]

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写真提供:ゲッティ イメージズ

いきなりブレークされたが
崩れることなく攻め続けたフォニーニ


4月13日、ATPマスターズ1000「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」シングルス1回戦、第15シードのファビオ・フォニーニ(イタリア/世界ランク18位)は、ミオミール・ケツマノビッチ(セルビア/同47位)と対戦。6-2、7-5のストレートで勝利し、2回戦進出を果たした。

【動画】フォニーニvs.ケツマノビッチ マッチハイライト


第1セット第1ゲームでいきなりブレークを許したフォニーニだが、直後の第2ゲームでブレークバック。このセットは、ケツマノビッチのサービスゲームすべて(4ゲーム)をブレークして6-2でセットを先取。第2セットは、互いにブレークを奪う競った展開になったものの、要所でギアを上げて7-5でストレート勝利を収めた。ウィナーの数は27、いつもどおり軸が立ったきれいなフォームから、強烈なショットを何本も見せた試合となった。

試合後、「自分にプレッシャーをかけることなく、この地に来ることは難しかったよ。先週(ATP250マルベーリャ大会は初戦敗退)は、本当にひどい週だったから、自分のプレーに変化を加えたんだ。特にメンタル面でね。というのも、気分がいい時は、最高のテニスができるから」と語ったフォニーニ。“らしい”プレーができたのは、その変化のおかげか。続けて、「初戦というのは、常に難しいもの。特に彼はベースラインから本当に強くボールを押し込んできたからね。だからこそ、勝利に満足している」と初戦勝利を喜んだ。

ディフェンディング・チャンピオン(2019年優勝、昨年は大会中止)でもあるフォニーニにとって、モンテカルロは特別な土地。それというのも、約30km弱離れたイタリア・サンレモで生まれているため、“生まれ故郷同様”なのだという。「14歳のころから、ここで練習している。だからたくさんの思い出がある特別な場所なんだ」というフォニーニ、思い出の一つが優勝というわけだ。

その2019年大会では、3回戦でアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)に7-6(6)、6-1で勝利し、準決勝ではラファエル・ナダル(スペイン)に、6-4、6-2で勝利しての優勝だった。大会前、ATPが特集したナダルに勝てる可能性がある5選手にも選ばれているフォニーニ。“生まれ故郷”での大会、今回はどこまでコマを進めるか。注目したい。

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