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2021.04.26

選手情報

チチパス、王者・ナダルをあと一歩まで追い詰めるも2大会連続優勝ならず「あと2センチだった…」[バルセロナ・オープン]

ナダルに互角の戦いを見せるも、あと一歩で勝利つかめず

4月25日、「バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル」(スペイン・バルセロナ/ATP500)シングルス決勝で、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)に4-6、7-6(6)、5-7で惜敗した第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)。試合後の会見で、「あと2センチのところだった」と悔しさを語った。

【動画】チチパス、ナダルにあと一歩及ばず… マッチハイライト

ATPマスターズ1000モンテカルロ大会で優勝し、今大会も1セットも落とさず決勝に進出したチチパス。その調子の良さを決勝でも見せた。クレーコートでの通算勝率が9割を超える“クレーキング”ナダルに対し、互角の打ち合いで第1、2セットでは先にブレークに成功。しかし、第1セットでは終盤に4ゲームを連取され、10試合ぶりにセットを落とす。それでも第2セットでは追いつかれたもののタイブレークを制し、フルセットへ持ち込んだ。

ただ、勝利の女神はチチパスに微笑まなかった。
5-4とリードした第10ゲーム、ナダルのサービスゲームで30-40とし、チャンピオンシップポイントを握る。そのポイントで、チチパスは有利にラリーを進めたが、ナダルのバックハンドのショットがわずかにネットに触れ、コードボールになってイン。タイミングがずれたことで形勢逆転となり、ナダルの攻撃を守り切れず、ポイントを落とした。その後、ファンを味方につけたナダルに第11ゲームをブレークされ、3時間38分の死闘の末に敗れた。

試合後、チチパスは「素晴らしい内容だった。今日は優勝を狙っていて、あと少しのところでチャンスを逃してしまった。もっといいテニスができたと思うが、彼を追い詰めたことに満足している。マッチポイントでのショットは、文字通りあと2センチのところだった」と、“クレーキング”ナダルとの戦いに一定の満足を示しながらも、悔しさをにじませた。

それでも、ナダルをあと一歩のところまで追い詰めたのも事実。「ナダルはコート上で真の競争者で、誰よりも負けず嫌いだ。このような戦い方をする人を他に見たことがない。彼はコートでの僕の人生を難しくする。だが、それは僕がより良いプレーヤーにしてくれ、限界に到達するためでもある。成長のためには間違いなくいいことだ」と語った。

ここまでクレーコートで9勝1敗、失セット2と好調のチチパス。昨年の全仏オープンベスト4を超える成績を残せるのか楽しみだ。

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