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2021.04.26

選手情報

ナダルが大会12度目の優勝! 3時間38分の死闘の末にチチパス破る[バルセロナ・オープン]

ナダル、チチパスをフルセットで下し優勝! 全豪オープンの雪辱を果たす

「バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル」(スペイン・バルセロナ/ATP500)シングルス決勝が行われ、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク3位)が、第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/同5位)を6-4、6(6)-7、7-5のフルセットで下し、大会12度目の優勝を手に入れた。試合時間3時間38分という死闘だった。

【動画】3時間38分の死闘! ナダルがチチパス下し大会12度目の戴冠 マッチハイライト

今大会、1回戦のイリヤ・イバシュカ(ベラルーシ/世界ランク111位)や2回戦の錦織圭(日清食品/同39位)にフルセットで勝利を手にした“クレーキング”ナダル。だが、その後は徐々に調子を上げて、キャメロン・ノリー(イギリス/同58位)、パブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン同13位)をストレートで下し、決勝に進出した。

その相手となったのが、前週ATPマスターズ1000モンテカルロ大会で優勝を果たしたチチパス。両者は、全豪オープン準々決勝で対戦しており、その時はナダルが2セットを奪ってから逆転で敗れている。

試合は第1セット、第3ゲームでブレークしたチチパスがリードを奪った。だが、ナダルも負けじとチチパスの片手バックハンドの高い打点を狙い、チャンスを作ると、第8、第10ゲームと立て続けにサービスゲームを破って、第1セットを6-4で先取した。

続く第2セットでは、互いに1度ずつブレークして迎えた5-4で、ナダルは2本のチャンピオンシップポイントを手にする。しかし、これをチチパスが果敢にネットに出て死守。試合はタイブレークに突入する。そのタイブレークでナダルは、4-6からミニブレークをし追いついたものの、6-6の場面で痛恨のダブルフォールト。チチパスに再びリードを許し、セットを失った。

優勝がかかる運命のファイナルセット、互いに一歩も譲らない緊迫した雰囲気のまま、サービスキープを続け、試合は終盤へ。4-5のナダルのサービスゲームで、チチパスはチャンピオンシップポイントを握るが、バックハンドにミスが出てしまい、試合を決めることができない。

その直後のゲーム、チチパスは15-40からデュースに持ち込むが、最後はストロークが乱れてしまい、ナダルがブレークに成功。サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップを迎えた。チチパスは最後まで粘り、ブレークポイントもあったが、ナダルがこれを許さず。最後は、ナダルが3度目のチャンピオンシップポイントをものにし、大会通算12度目の優勝を果たした。試合時間は3時間38分のロングマッチだった。

試合後、ナダルは「このような決勝を戦ったことがなく、彼(チチパス)のような選手と戦えたことはとても意味のあること。このトロフィーを手にすることができたのは意味のあることだし、将来に向けても重要なことだ」と優勝を喜んだ。一方で、「この1週間、どの試合もいいプレーができていたと思うが、今日は昨日よりも良くなった。まだ良くなる余地はある。まだ完璧ではないね」と優勝してもなお、現状に甘んじないのがナダル。今後のクレーコート大会に向け、改善をしていくと語った。

5月2日からは、5度の優勝を誇るATPマスターズ1000マドリード大会が母国でスタートする。「僕には素晴らしいチームと家族がいる。彼らが僕のモチベーションを維持するために役割を果たしてくれている。今の自分があることを嬉しく思う。来週にはホームであるマドリードでプレーするが、楽しみにしているよ」と、大会を楽しみにした。

*ランキングは4月19日のもの

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