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2021.05.08

選手情報

ティエムが好機をものにして、イズナーに逆転勝ちし4強入り!![マドリード・オープン]

リターン位置を下げて対応した
ティエムが準決勝進出!


5月7日、ATPマスターズ1000 「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード)準々決勝、第3シードのドミニク・ティエム(オーストリア/世界ランク4位)は、ジョン・イズナー(アメリカ/同39位)と対戦。3-6、6-3、6-4で逆転勝ちし、準決勝にコマを進めた。

【動画】ティエムvs.イズナー マッチハイライト


今大会が、3月中旬以来の大会となったティエムは、初戦の2回戦ではマルコス・ギロン(アメリカ/同91位)に6-1、6-3、3回戦ではアレックス・デミノー(オーストラリア/同24位)に7- 6(7)、6-4で勝利。決して、プレー内容は悪くないように見えるものの、「まだ試合数が足りない」「もっとトップとの戦いが必要だ」と試合後に語っている。

対するは、3回戦で第6シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア/同7位)を下しているイズナー。ツアー屈指のビッグサーバーであり、クレーコートでありながら、標高が高いマドリードは球足が速いとあって、ティエムにとっては難しい試合になるだろうと予想された。

そのとおり、第1セット、ティエムはイズナーのサーブに対応できず、リターンゲームでは、わずか4ポイントと苦しむ。逆に、第2ゲームで幸先よくブレークしたイズナーは、6-3でセットを先取する。

「なかなか(サーブに)対応できなかった。イズナーみたいな選手に先にブレークされたら、セットは奪われる。サーブだけでなく、彼のリターンゲームにも面食らった。私のファーストサーブだけでなく、セカンドサーブでもアタックを仕掛けてきた」と試合後に語ったティエム。

第2セットに入っても、なかなかリズムが作れない。第5ゲームでは、イズナーに4度ブレークポイントを握られるピンチを迎えたが、18ポイントをかけてキープに成功。曰くここから「流れが変わった」(ティエム)。続くイズナーサーブの第6ゲームでは、ラブゲームでブレークに成功。そのリードを保って6-3でセットを取り返す。



サーブはもちろん、リターンでもアグレッシブに攻めたイズナーだったが…


「ジョンのサーブをリターンすることは困難だ。それでも、いいポジションを見つけることができた。幸いマドリードはエンドが広いから、ベースラインから5、6m下がった。そうして、第3セットはいいところでブレークできた」と語ったようにティエムは、ブレークが続く中、第9ゲームで先にブレークに成功。そのまま6-4で締めて逆転勝利を果たした。

「(イズナーのサーブを受けるのは)PKを打たれるゴールキーパーみたいな心境だったよ(笑) いいコースに素晴らしいスピードでサーブが入る。セカンドサーブだってとんでもなく跳ねる。反応時間なんてないし、チャンスも50/50だった」とリターンの読みが当たったと明かしたティエム。「準決勝まで勝ち進むなんて、驚きでしかない。正直1、2試合戦えるかなというくらいだった。4試合もトップ選手とプレーできるのは素晴らしいことだ」と、本人的にプレーはまだ万全ではないようだ。

本日行われる準決勝は、悲願のグランドスラム初優勝を果たした昨年のUSオープン決勝の再戦となる。“本調子ではない”ティエムと、“絶好調”に見えるアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)。果たして、どんな戦いになるだろうか?

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